休みの日によく作るのがミートソース。時間少々かかりますが、市販のものと違って食べ応えありますし、グラタン、ドリアと応用も効きます。漬け込むタイプの料理と違って当日に食べられるメリットもありますし、良いこと尽くめですね。
で、今回はスパゲティミートソースの登場なんですがいくつか注意点があります。通常iketchは、ホールトマトの缶詰を使います。最初のレシピもそうなっていました。
今後「流離の台所」ではミートソースをあれこれ紹介していくんですが、この(改訂版2025.12.15) re.が最新版になります。ホール缶ではなく生のトマトを使うレシピに変更しました。理由は香りと果肉間。やはり、多くの人に試食してもらうと「フレッシュ」「ジューシー」という言葉をいただきました。これが到達点だと確信し、レシピを全面的に見直しました。叩き台は「試行錯誤のミートソース」のレシピ、あれをいじっています。

基本は変わりません「香味野菜は焦がさないこと」です。玉ねぎ、にんじんなど炒めるのですがやや弱火でじっくりと火入れします。焦がさず、かつ動かしすぎないことがポイントです。次に水分を飛ばして煮詰める段階がキモです。焦げ付きにくいフライパンなどを使うのはもちろんなんですけど、放置せずに時々全体を大きく混ぜてあげてください。出来上がりは市販品ほどしょっぱくないので、ソースの旨味が堪能できるはずです。いってみましょう!
1:玉ねぎ、にんじんのみじん切りとマッシュルームスライスを用意する

2:少しオリーブオイルを加熱したフライパンにおろしにんにくひとかけとバターを入れ炒める

3:じっくり焦がさないように火入れし、玉ねぎが飴色がかってくるまで炒める

4:野菜を一旦取り出し、挽肉を色が変わるくらいまで炒める

5:野菜を戻し、両方の具材に旨みを吸わせる感じで炒め合わせる

6:赤ワインを入れて煮込み、水分を8割がた飛ばす

7:次にコンソメスープを入れ、同様に水分を飛ばす

8:ケチャップと細かくカットしたトマトをでた水分ごと加え煮込んでいく(ここまでずっと弱火)

9:ヘラで大きくかき混ぜながらじっくり煮込み、鍋底がヘラで見えるくらいに水分を飛ばし完成


いかがだったでしょうか? レシピは本文写真を参考に作ってみてください。自分でも驚くくらい美味しくできました(笑) では、いただきます!

追記:
「試行錯誤のミートソース」のブログも合わせてご覧ください。iketchが甘いトマトで苦戦する様子がわかると思います。最新版は「味の相乗効果(シナジー)」で乗り切れました。やっぱり、料理って深いですね!













