やっぱね、既存の蕎麦屋ってメニューに限界があるわけなんですよ(タメ口)。そんな時、企業さんのサイトや、一般の方のレシピってすごい参考になるんです。とはいえ、レシピを見て味がなんとなく想像がつくので「家庭ではありだけど、お店ではな〜」とか「この手間で、こうしたらいいんじゃない?」っていうアイデアが出てきます。今回もそれ。桃屋さんの「食べるラー油」活用レシピを参照し、少しいじってみました。渾身の肉そば「令和バージョン」です。

これ、ラーメンでもうどんでもいけそうです。レシピ考案者の方ってなかなかすごい発想しますよね(汗)。

ところで食べ応えって重要です。参考レシピでは「しゃぶしゃぶ用豚バラ肉スライス」を使っているんですが、今回は通常の豚バラスライスを使っていきます。噛むことによる食感、これを活かしたいわけです。もちろん、臭みが多少麺類だと気になるので生姜をきかせます。これで肉を食べている満足感が引き出されます。食べるラー油も桃屋さんのレシピだと使用量が多く、油まみれになりますので大さじ2→1に変更し、一味や七味でコントロールできるようにします。ネギも小口カット→笹打ちに変更し食感を出していきます。あとはマニュアル通りです。で、写真の方、いかがでしょうか? ジャリっとした食感、適度な油感、豚肉の食べ応え、活かせたんじゃないかと思います。

まぁ、食べるラー油を使っている時点で、そばの香りはオミットされますが、いいんじゃないでしょうか。とても美味しくできました。和とも中ともカテゴライズできない不思議な味(ユニセックスというんでしょうかね)。でも、存在感のあるかつお醤油味。令和日本に誕生です。

まずは卵黄を崩さずにシャープな旨みを確かめて! 半分くらい食べ進めたら卵黄を絡めて、つゆも味わってみて。びっくりするくらいつゆの角が取れて、自分が作ったそばじゃないみたいです!

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