突然、すみません。黒ひげ危機一発っていうゲームご存知ですか? 樽にプラスチックのナイフを刺していって、当たり(というかハズレ)の穴を刺すと人形が飛び出すやつです。実は野菜にもこんな黒ひげ危機一発みたいな野菜があるってご存知ですか? 答えはししとうです。正式名称は獅子唐辛子といってナス科トウガラシ属のトウガラシ甘味種です。緑状態の未熟果を通常食用にしています。基本夏野菜なんですが、冬季には温かい地域やハウスで栽培されたものが出回るため、ほぼ1年通じて食べることができます。焼く、煮る、揚げると調理法もさまざまで注意すべき点は、パンクするのを防ぐために楊枝などで穴を開けて加熱することくらいでしょうか。僕は焼いて焼き物に添えたり、甘辛く煮たりするのが好きです。微かな苦味と、甘味が独特ですよね。ただ、かつてびっくりするくらい辛いのにぶち当たったことがあります。一応、トウガラシなわけですから、そうなんでしょうが、他のは辛くなかったんですよね。不思議に感じて調べると栽培時の土壌の乾燥、高温なんかでなるそうで、今は品種の改良でほぼ市場には出回らなくなっているそうです。特にAI化も進んでますから、自動選別で全部弾いちゃうんでしょうね。それはそれで寂しい気がします。ししとうだから辛くないよ... と見せかけてからのガツンがあったほうが、日々の生活にスパイスを与えてくれると思うんですけどね。余談でした。ししとうの甘辛煮、いってみましょう!

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