4〜5月のスナップエンドウが美味しい時期がすぎると、いよいよ大御所のさやいんげんが登場します、待ってました! さやいんげんは緑黄色野菜で、旬は6〜9月。1年間で3度収穫できることから三度豆とも呼ばれています。βカロテン、ビタミンB、C、カリウムが多く、タンパク質も豊富です。ちなみにβカロテンはプロビタミンと呼ばれ、ビタミンAに変換される前から同様の働きを担い、皮膚や粘膜、視力の維持、成長の促進、抗がん作用に威力を発揮します。栄養素は結構すごいことが、わかりました。でも、どうやって食べたらいいの? ですよね。ビタミンAは脂溶性で油に溶けやすく、ビタミンCは水溶性で水に溶けやすい... どっちも身体に欲しいですよね! そこでちょいとコツを教えます。まずいんげんは買ってきたら、さっと洗うこと、じゃぶじゃぶはダメです。ビタミンCが減少するからです。その後はヘタと先っちょを包丁でカットし、筋をとります。最近は筋なしいんげんが主流ですので基本そのまま使用できます。炒め物ならそのままでOKです。和物などに使う場合は1Lのお湯に大さじ1くらいの塩を入れて1〜2分ゆでます。その後、ザルなどにあげて、流水で一気に冷やし切ります。これも長時間水にさらさないこと。僕は水切りをした後、そのまま冷凍庫に入れておいて、和物のたれを作り完成したら冷凍庫から取り出したいんげんをさっくりとあえて、ひんやりしたのを食べています。シャキッとした歯応えに、甘く香ばしいごまだれが絡んで美味です。鰹節なんかをささっとかけても美味しいですね。では、作ってみましょう!

これなら簡単。朝のもう一品や、お酒のアテにいかがですか?

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