さぁ、困惑する人たちを置き去りにして先を急ぐiketchなんですが「根菜のだし煮って... 味しないじゃん?」。そう、味は超薄口です。旨味が効いているので「味がしない」というわけではありません。実はiketchとっておきの「時短レシピ」なんです。

毎日人参や大根、牛蒡なんかを皮むきして、カットして下茹でして... なんて面倒ですよね。しかも当日の煮物や味噌汁の具に使おうものなら、味しみは今ひとつ。そこで野菜が安いときに材料を買って、上記の手順を前倒しで行い、ジップパックに入れ冷凍しておくわけです。よくスーパーで「豚汁の具」とか「筑前煮の具」って売っていますよね。あれを家で作るわけです。ただ、家では企業さんが使っている保存料なんかが入手できません(難しい)ですし、冷凍期間が長いと流石に食感が落ちます。そこで、消費期限は1週間と仮定して(実際冷凍してあればもっと持つと思いますが、検証はしていませんので)保存できる「根菜のだし煮」を紹介していきます。

しっかり粗熱を取って、できるだけジップパックの空気を抜いて、冷凍庫にイン! これ仕込んどく15分で日々の食生活が変わりますよ!

人参、大根、牛蒡あたりは冷凍だし汁保管OKです。こんにゃく、里芋は微妙ですかね、食感が変わります。ですので、先の三品について「無双だし」で煮込んでいきます(今回はすぐ使うこと前提でこんにゃくまで入れています)。「無双だし」とは「どうするiketch? 埼玉夏の陣」をご覧になった方ならご存知の「iketch特製合わせだし」です。特に比率は設けず鰹の旨味を出したいか、昆布の旨味を出したいかで調整可能な万能だしとなっています。偶然の産物なんですよね、実際(汗)。考えて作れるシロモノではありません。マルトモさんと玉露園さんのコラボだから鰹と昆布を合わせてみるか〜 くらいのノリで仕込んだら、iketchの人生に大きな影響を与えてくれました。次月の「和食月間」でも大きく取り上げていきたいと考えています。もちろん、昆布で出汁を取り、鰹節を重ね、調味料で味付けしても近い形には持っていけると思いますが、

「楽しましょうよ」

とiketchは思います。だしを引くのが料理ではなく、そのだしで美味しい料理を作るのが本来のゴール。プロの作った商品を家庭に落とし込んでいくのが私たちの仕事。企業さんと一緒に次のステージに歩いていきませんか?

追記:

10/13に実際調理にて確認したんですが、こんにゃくはやはりアウトでした。パサパサで、硬くて飲食には適しません。にんじん、ごぼう、大根がベストだと思います。報告がてら。

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