何が「今だ!」なんだか意味がわからないんですが、輸入アスパラが出回り始めました。1束¥98! 頑張ってるな〜 (要するに、一杯やりたいだけ)

ところでiketchの昔語り。実は、子供の頃「アスパラガス、大っ嫌いでした」。意外でしょ? 好き嫌いは子供の頃からほとんどなくて「粟ご飯」とか当時子供なら嫌いだろうな〜 という食材も抵抗がないiketchだったんですが「アスパラ」だけは背筋がゾワゾワするくらい嫌いだったんです。祖母がどんな料理に使っていたのかはもう、思い出せないんですが缶詰だったかな〜 そのアスパラ。ヌルヌルしてほんとダメでした。好き嫌いに厳しい祖母も当時食べられないのが「ゴーヤ」と「アスパラ」だけだったので強く嗜められたことはありませんでした。再会は一番最初の飲食店勤務、焦がしたアスパラベーコン串を、自分の賄いように食べたことでした。腹も減ってるし、目を瞑って食えばいけんだろくらいの感覚で、焦げを除去して口に放り込むと...
「ホクホクして、バリバリ旨いじゃねぇか!」
となったんです。もう、夢中で食べましたよ、ベーコンとの相性最強! やっぱり、生のアスパラから入らないとダメだなって、その時思いました。缶詰や瓶詰め、レトルトに慣れている人こそ、一から調理してみてください。きっと、何かを誤解していたことに気づくはずです。
今回は当時仕込んでた味わいそのままに、作ってみましたよ! ぜひ作って食べてみてください。めっちゃ簡単で、めっちゃ病みつきです。でね、2本くらいがいいんです。多すぎても飽きてくるし、あと1本欲しいな... というところでなくなると、もう次が恋しい。こういうコントロールをしてあげてください。たかがアスパラベーコン串、されどアスパラベーコン串です。こうやって食べれば、きっと食材だって喜んでくれるはず。
「アスパラ、誤解しててごめんね... 」
炒め合わせるのもいいけど、こうやって串うちしてちまちま食べるのがいいんですよ(おっさん)。2年かけて成長したアスパラを、旨みたっぷりのベーコンで包んで、感謝を込めていただきます。