家でも職場でも焼き鳥まみれ、iketchです。職場の焼き鳥だれを簡単に克服できないことぐらい、僕だってわかります。そりゃ美味いわけだよ、これを食べにお客様は来てくれてるんだから。でも、そうなると余計燃えるのがiketch(燃えなくていい、大人しくしてろ)。自分だけの焼き鳥だれが欲しい。自分がカスタマイズした、世界にひとつの... これも浪漫ですよ。持ってなきゃ、男なら(倒置法)。

まま、冗談はさておき、畑の野菜の如く育て続けている「焼き鳥だれ」。今回も経過報告です。iketch特製焼き鳥だれとは室蘭やきとりで使用したタレ、iketchの焼き鳥ダレ、職場で購入したタレの3本を柱に、鶏肉や豚肉の脂を溶かし熟成させているタネだれ。過去何かの記事で読んだことがあるんですが、東京大空襲かなんかの時に燃え盛る自分の店から店主が「うなぎの継ぎ足しだれ」だけを持ち出し、令和の今もなお「老舗」として営業している鰻屋さんの話を知りました。今現在は3代目か4代目か忘れましたが、命をかけてでも守るべきものだったんでしょう。全てを失っても、こいつがあれば一から出直せると。もう、ロマン以外の何者でもないじゃないですか。そう言えるものを作り出せたらすごいじゃないですか。
そう思い、今の色々な力や知識を持った自分が「作ってみる」ことって意味のあることなんじゃないかと取り組みました。「自家製は美味いよね〜」じゃなくて「ね、自家製って大切なことなんじゃない?」と伝えたくてやってます。ぶっちゃけ、失敗したらそれはそれでいいと思ってます。それが伝われば。コツコツと一歩づつ(今は半歩づつ)やること、成果なんて焦らなくていいと思いますよ。誰のために間に合わせるわけじゃない。
今、このブログを見ている社会人のみなさんに「遅々として進まない壮大な計画のスタート」を見せています。実を結ぶかどうかなんて、iketchにだってわかりません。わからなかったとしたら、やらないんですか? わからないからこそ、しっかりと検証して計画を立て、地道にコツコツやることで実績を作っていかなきゃです。もっと美味しい焼き鳥だれになると信じて。