寒いっ、埼玉が寒いっ! 歌でも歌って体を温めるか!と、唐突にビートルズ、ツイスト&シャウトのノリでお届けするiketchです。過去ブログ「九州、田舎味噌鍋元レシピになります。前回は埼玉県民を意識して「豚肉」を使用しましたが、今回は我が家(iketch家)秘伝の味噌スープ完全版でお届けします!(そんな大層なシロモノではないんですが... ) なんと、今回の鍋は鶏もも肉を使うんです! そして、味噌つゆに「みりん」を加えてみました! では、また!

ま〜たこの流れかよ... (呆れ)。はいはい、先を急ぎましょうか。実はこっちが本家バージョン。僕が子供の頃、祖母の作る料理は概して鶏肉が多かったんです。鶏すき焼き、がめ煮、水炊き風湯豆腐、鶏肉と根菜の甘辛い煮物(がめ煮のライトバージョン/レシピ未登場)、その他諸々。これに祖父が「ケンタッキーフライドチキン」なんて買ってくるものですから、完全に「鶏攻め」。
「なんか、ニワトリが親の仇か何かなのか?」
と思うくらい鶏料理が多かったんです。もう、右も左も全部鶏、西も東も全部チキンでした。でもね、不思議と嫌じゃなかったんですよ。DNAに刻まれているからなんでしょうか? ま、そんなことわかりませんが、そこは「だし職人iketch」、美味い味噌つゆを紹介して皆さんのレパートリーに加えて欲しいと思い本家バージョンを公開することにしました。
前回のは自らの「味噌つゆ」をアレンジしたもの。今回のは「鶏肉」を使うこと前提です。大きく違うのは「みりん」。みりんの定義、言っときましょうか。日本料理の調味料や飲用に供されるみりん。アルコール度数は14%前後でエキス分を多く含んだ「酒」になります。常温で甘みを含んだ薄い蜂蜜色をした液体です。ところで、みりんってなんのために入れるの? って話ですよね。基本的には料理に甘みを加えたり、てりやつやを出したり、にくずれを防いだりすることに用いられます。iketchが「みりん」を愛する理由は砂糖と違う優しい甘みと、コクが引き出せることと、肉や魚の煮崩れが防げること、この3点に尽きます。

九州味噌に砂糖は流石にくどいです。そこで、みりん。こいつを少量加えるだけで、もう味に奥行きが出る。まとまるんですよ、味が。特に鶏肉は豚肉に比べて旨味が軽いので(そして脂感も弱いので)抜群に相性が良いわけです。で、全体的に具材がバラけない、これ大事です。鍋って綺麗に盛り込んでも煮込むことで具材が崩れていき、見た目も悪くなります。これを防いでくれるんです。まさに、みりんさまさまですよね。鍋野菜は「お手軽パック全部入り」を使いました。鶏もも肉も値下げ処分品です。豆腐も3連パックのもの、定価で頑張ったのは油揚げくらいです。なのにこの旨みと安心感、iketchが継続的に作って食べている理由がお分かりいただけると思います。寒い日々はまだ続きます。でも必ず春はやってきます。そんな春の足音に耳を澄ませながら...
