お待たせしました。今年の「和食の日特別献立」お品書きです。

お肉関係はエキス(ホタテエキス、ゼラチンなど)以外は一切なしの精進料理風に仕立てました!

お赤飯

根菜のすまし汁

炙り味噌田楽

自家製はりはり漬け

以上の4品で勝負します。まず、「根菜のすまし汁」はけんちん汁風に仕立てました。ベースは「マルトモ新だしの素」と「玉露園しいたけ茶」で、塩胡椒でさっぱりした味付けにしてあります。「あぁ〜 いい感じ。しいたけ入ってないのに探したくなるな、これ」が感想です。ほんと、スゴい(使用している根菜煮は減塩こんぶ茶と新だしの素の無双だしで、これにしいたけ茶を加えています)! 「肉使ってなくて、この旨味かよ... 」 正直、震えました。優しいのに深い味わいです。

獣肉の使用はありません。人参、大根、牛蒡、里芋、油揚げ、こんにゃく、豆腐、刻み葱。スッキリ旨みのけんちん仕立てです。

「お赤飯、しっかり炊けてるな」 角屋米穀さんの「お赤飯の素」は北海道十勝産の小豆、食塩、砂糖、乳酸Caだけで作られていて、余計なことが一切されていないのでとても素朴な味わい。祖母の作ってくれたお赤飯を思い出します。しっかりご飯を噛み締めながら「やっぱ、赤飯はこうでなきゃ!」と目を閉じました。

もち米のもっちり感、甘み、小豆のうまみ。どれをとっても自慢の一品です。

今回初登場の炙り味噌田楽は厚揚げとこんにゃくをさっと茹でし、焼きネギと共に皿に並べた上で特製田楽味噌(過去ブログ参照)をかけ、トーチバーナーで炙りました。「もう、味噌が香ばしいって、それだけでね... 」 それだけでなんなのかは分かりませんが、一心不乱に口に運ぶiketchがいました。

これで一杯やれる仕様です。ネギの甘み、こんにゃくと厚揚げの食感の違いを特製田楽味噌で楽しんで!

最後、はりはり漬けなんですが、こちらも過去ブログで紹介したまんまのレシピで作りました。例によって大根の皮を使ったS.D.G.s仕様になっています。「よっしゃ、美味しい! 綺麗にまとまったな!」 大勝利です。

普段作りのはりはり漬けも安定の味わい。もちろん埼玉県産大根の皮を贅沢に使った市販品に負けない味わいですよ!

今回は多くのメーカーさんも「和食の日」にターゲットを定めて、色々な企画を展開してくれていました。本当にありがとうございました。スーパーでも「和食の日」という文字列を見ると、ウキウキしたものです。大切にしたい日本の文化の一つ、和食。目で楽しませ、音で楽しませ、香りで楽しませ、味で虜にする食文化。これ持ってるんだよ、日本人は! 和食をしっかり守って、引き継いで、世界の人たちに胸張っていこう! それが本当に「いい にほんしょく」なんだ。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事