各所各地域、色々あるとは思いますが、大阪にむかって一言「まずは大阪万博お疲れ様でした!」 維新の会と自民党の連立など、今、大阪からの風をここ関東で感じます。そんな関西人の胃袋を支える地元の料理はとってもシンプルで栄養満点! 関東の人のヒントになるようにと、とんぺい焼きをご紹介します。

たっぷり野菜と豚ロース、マヨネーズとソースの波状攻撃に溺れてください!

とん平焼きは鉄板焼きの一種でロシア料理の影響を受け、日本の大阪市で生まれました。関西地方のお好み焼き屋・居酒屋などに多く、「関西の定番料理」とされています。 鉄板の上で豚肉や溶いた鶏卵などを焼き、マヨネーズやソース等をかけて食べるもので、いわばお好み焼き風オムレツ。でね、iketchも学生時代は関西で過ごしていたわけで、これが安価に普通に食べられる環境にいたわけです。お好み焼きより安価で、飯にあうって貧乏学生だった自分には神様からの贈り物(今はたまに作る酒の肴)。そして何より「とんぺい焼き」って全国区じゃなかったの? っていう驚きがありました。こっち(関東)にでてきて、お好み焼き屋さんとかは見かけるんですが、とんぺい焼きを柱で売っている店がない。あぁ、郷土料理だったんだと思った「25の夜」。

とんぺい焼きなんてまさにルールなくて、バラ肉じゃなくてもいいし(iketchは豚ロース薄切り派です)、もやし入れたり入れなかったり、キャベツは千切りにしたりしなかったり... とにかくなんでもいいんですよ、実際。そんな、難しい料理じゃないんです。もうね、お好み焼きソースとマヨネーズがまとめてくれる最強の、至高の逸品なわけです。iketchもレモンサワー片手に...

「たまんね〜な、おい(笑顔)」

です! 今回は完全iketch流でいきますので、興味を持った方はネットで色々調べてみてください。個人、企業問わず、さまざまなとんぺい焼きが紹介されています。

さて、僕のスタンスは「お好み焼きの具材をオムレツにする」です。これはこだわり。だから、にんじん、もやし、ニラは積極的に使っていきますし、キャベツはざく切りです(千切りじゃありません)。バラ肉推奨が多い中、ジューシーなもも肉スライスを使います(食べ応え優先派)。仕上げはたっぷりのマヨネーズとお好み焼きソース(絶対オタフクさん)、これ決定打! ネギの小口切りとマルトモ鰹節をたっぷり添えて、紅生姜なし(今回は酸味いりません)で完成です(こだわりすぎ)! 一口食べると...

「そりゃ、そうだよ!(笑顔/「何が!?」)」

これこれ! あの店で食べた思い出のとんぺい焼き! 周りの人がお好み焼きを食べる中、ご飯に合わせたかったiketchが勇気を出して頼んだとんぺい焼き。味噌汁と漬物が尊いとんぺい焼き。食べ終わった後、歯に鰹節がついたまま、笑顔の自分。

「多感な頃を関西で過ごせたこと、絶対プラスになってるな」

と思わせてくれる一品です。お好み焼きの具材を卵で包んで、マヨネーズとソースで味付けしただけです、それだけです。たったそれだけの料理が、今の僕を支えてる。

「和食ってこういうことだよな」

今日はビールで行こうか... いいよな、これぐらいの贅沢。なんで「和食月間」の今、これを作りたくなったんだろう。日本が変わろうとしているからじゃないか? iketchは政治に興味はないけれど、庶民の食卓を壊す奴は許せません! 偉い政治家の皆さん、守るというなら、守ってください、そしたら信じてもいい(まず、結果を出してくださいな)。全ての日本人が美味しいものを食べられる日々が続いていきますように... 

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