今回は7月7日、こんぶ茶だけに「旨く」絡んできましたね! 新潟県の皆様お待たせしました「笹寿司」満を辞しての登場です。「笹寿司」は、北信越地方に伝わる郷土料理で、新潟県では、上越地方を中心に食べられています。クマ笹の上に酢飯をのせて具材や薬味を盛りつけたもの。妙高市、上越市、糸魚川市などの上越地方では笹の葉を箕のかたちに折ってつくり、「箕寿司(みずし)」と呼ぶ地域もあるようです。

こちらを作っていきます。彩り豊かで美味しそうですよね!

主に、ハレの日の料理としてつくられ、お盆や祭りなど人が多く集まるときに振る舞われていました。酢飯の上に具材を彩りもよく飾り付けたものや、具材を酢飯に混ぜてつくるものもあり、地域や各家庭で少しづつ異なります、まぁ、ここも郷土料理あるあるです。で、何で七夕に笹寿司かというと、「七夕は「笹の節句」ともいわれており、平成26年(2014年)に糸魚川青年会議所が7月7日を「糸魚川 七夕は笹ずしの日」として日本記念日協会に申請し、記念日として登録された。「七夕に郷土料理に触れ、糸魚川の魅力を再確認してほしい」という思いが込められている。」(うちの郷土料理/農林水産省)とありました。

姫たけ煮と蕗味噌、錦糸卵と桜でんぶ、野沢菜炒めと酢鮭の3種3品を作りました。寿司飯はもちろん「減塩 こんぶ茶」で仕事しています。

いいですよね、こういうの。自分の生まれた故郷(くに)の料理は、遠ざかれば薄れゆくもの。毎年必ずやってくる「記念日」に絡めて、その土地、文化への思いを再確認し続けたいものです。だって、それがそこに生まれた人のルーツだからです。上杉謙信も戦(いくさ)の際には携帯して出陣したという、戦国の雄お墨付きの逸品(過去ブログで武田信玄が出ましたからね、いよいよ上杉謙信も出陣です!)。ただ、面倒くさいので作る家庭は少なくなっているのだとか。寂しい話です。

戦国最強武将の後に続きましょう。玉露園「減塩 こんぶ茶」とiketchも出陣です! 「とうもろこしご飯」で旨い飯が炊けるとわかったんで、これを寿司飯のベースにして「ご飯がしっかり美味しい笹寿司」を作っていきます。旨い寿司飯は「減塩 こんぶ茶」に任せて、のせる具材を iketchの経験とアイデアで再現していきましょう。今回は「秩父のおなめ」にも仕事をしてもらいます。おっと、埼玉県からも勇者が出陣ですね! すごいな〜 オールスターじゃん★ せっかくの七夕、彩も豊に彩の国埼玉の笹寿司を、新潟の皆さんへお届けです!

おまけの七夕そうめんです。1束で4人分くらいに分けて作るとご家庭で召し上がるにはジャストサイズかな。

姫たけ煮:市販の姫たけとふきの水煮から姫竹だけを取り出し、白だし:水=1:8で煮込んで粗熱をとります。一緒に星形人参も煮込みます

ふき味噌:姫たけとふきの水煮からふきだけを取り出し、市販の舐め味噌にカットしたフキを混ぜ込んで一日寝かします

錦糸卵:卵に塩と砂糖を少々加え、卵焼き器で3回に分けて焼き上げます(計3枚)

桜でんぶ:市販品です

野沢菜炒め:市販の野沢菜づけを固く絞り、みじん切りにした後少量のごま油で炒めます

酢鮭:すし酢や簡単酢などを鮭フレークに少量合わせ、酸味をつけておきます。微量でOKです

※召し上がる際は、巻き簾で太巻を作る感覚で、笹を巻き簾に見立て俵状に丸めて塊にすると具材もこぼれず食べやすいですよ!

提供:玉露園ファンコミュニティ
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