飲食店店長時代、まかない料理を作ると「なんで、こんな美味しく、すぐ作れるんですか?」なんて言われたことがあります。「いっぱい失敗したよ、多少コツを掴んだんじゃないかな?」なんて返していたと思います。誰のために作るか、何を作るか、どう作るか、いつまでに作るか... ここら辺をベースにいっぱい練習することだと思います。今だって初チャレンジの料理は、試行錯誤です。味も作る時間も安定しないし、作り始めてからこうしておけばよかったと後悔することも多々あります。でも、作ってみないと気づきに出会えないんですよね。上記の例だと、今日働いてくれている子たちに、カレーを作りたい。ただ、今日は繁盛していてうまく時間が取れない。破片のような野菜しかない.... 後、時間もない。最初の子の休憩が一時間後。どうする、どうするって。よし、中華丼でいい、今日の食材ならこれが早い! こんなんです。もちろん、普段中華丼なんて作りません。なんちゃってを勢いでカバーしつつ、行動に移しただけです。うまくいく時もいかない時も、どちらもあります。結局、その繰り返しで今の僕になったんじゃないでしょうか。まず、作ることです。下手でもレシピ本見てでも、スマホいじってでも(ただ、気をつけてやってくださいね)。僕なんかは大きめのポストイットにレシピ書いて、キッチンの壁に貼り付けたりしてやったことあります。やがて、見なくてもできるようになります。1日じゃできませんから少しづついきましょう。後、僕のレシピは1〜4人前くらいと、量がさまざまです。なるべく作りやすい比率や分量にするためです。作ってみて余ったタレや汁を冷凍したらもつだろうか? 麺に絡めたらどうだろうか? 他の食材じゃ作れないだろうか? 色々思いを巡らしてみるのもいいと思います。やってみませんか? 一歩踏み出して。

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