チャルメラ、中華三昧、一平ちゃんでお馴染みの明星食品さんから凄いのが出てました。その名も「辛麺屋輪監修 たっぷり野菜が超絶うまい鍋ラーメン〜宮崎辛麺味〜」! タイトル長いな... 宮崎県にゆかりのある僕としても興味を持ったわけですね、普段ラーメン食べないのに。煮込みラーメンも各社出しているんですけど、味付けに工夫や苦労が垣間見えます。で、味が薄いか、くどいかどちらかで僕も苦手だったんですよね。後付けの調味料(醤油、塩胡椒、味噌など)を加えると途端に味に統一感がなくなって。感心したのは「カット野菜で包丁いらず!」の文字がパッケージにバッチリ書いてある。これとてもわかりやすいです。何をどれだけ使って、どういう手順で作れば、明星さんが「美味しい!」と考えるラーメンができるのか、明確です。大体多くのパッケージは「◯○と△△など、お好みの具材で!」みたいなこと書いてませんか? これが恐らく美味しくできない理由です。キャベツ、白菜、もやし、キノコ類、どれも出てくる水分量が違うから、どういうバランスで入れたらいいかわからないんじゃないかと思います。僕なんかは経験でバランスとりますけど、キャベツ好きな人はたくさん入れますよね、で、味が薄い。野菜嫌いな人なんかは野菜少なめで、肉類とかニンニクとかラーメン屋さんのノリで加えてしまって逆にしょっぱい。この商品はカット野菜200g、豚こま肉70gと指定してきます。パッケージのイメージ写真みたいに綺麗には盛り付けられなくても「美味しい」に辿り着ける。これだけ野菜をぶち込んでも、汗かく辛さで抜かりなし、ツルツルの乾麺も時間通りの煮込みでスープによく絡んでますね。さすが老舗企業の意地! 食べながら感心してパッケージを眺めていると、比企郡嵐山町の表記が。僕がかつて住んでいた近所の工場で作っていたんですね! 街中で明星さんのバスよく見ましたよ。家族郷里のお店の味を埼玉で作って名古屋生まれの僕が食べてる奇跡。僕の周りにはいつも故郷の味がある。

スープは粉末タイプ。ラー油や香辛料を混ぜ込んだ液体スープ、乾麺の組み合わせです。マニュアル通りでバッチリ旨い、バッチリ辛い!
どこのどういう食品が、何で作れるか一発でわかるパッケージ。しかも、辛い商品だというのもきっちり伝わってくるベストなパッケージです。脱帽!

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