マルトモさんの「鰹節屋のだし醤油」、玉露園さんの「減塩こんぶ茶」「しいたけ茶」にアシストされての「ちゃんこ鍋(寄せ鍋)」。そろそろ本当の意味での自家製「鳥塩そっぷ」いきましょうか!
本当の意味、といったのには理由がありまして、協賛していただいた商品は中々入手難易度が高いんです。「減塩こんぶ茶」は何店かのスーパーで販売を確認したんですが、「鰹節屋のだし醤油」「しいたけ茶」は取扱店を探せていません。「ネットがあるじゃん」なんですが、頼んで、届くの待ってとモチベーションの問題もあります。そりゃ、思い立ったら「今晩にも」作りたいじゃないですか? そこが難しいと思うんです。その日食べたいものを2、3日待てますか? ってことです。自宅にある調味料や、どこのスーパーでも買える食材で「継続的に美味しいもの」を作るというのが「流離の台所」。メーカーさん協賛品はPRとヒントとして紹介しています。
例えば「マルトモ新だしの素」+「玉露園減塩こんぶ茶」+「玉露園しいたけ茶」=「ハイミー」などで代用が効きます。注意点は使用量です。「マルトモ新だしの素」+「玉露園減塩こんぶ茶」+「玉露園しいたけ茶」の公式ならiketchレシピの分量で美味しく作れると思います。ただ、ハイミーとなると元々味が強いので個人の感覚でコントロールしてもらうしかありません。僕も過去ブログで何回か使っているんですが、大さじ1/3とか小さじ1/2とか表記するのがとても難しいです。ちょっとでも量を増やすと僕的には「味に尖った感」を感じます。だしはだし、添加物は添加物ということです。だから、できれば、減塩こんぶ茶や、しいたけ茶、新だしの素を使っていただきたく思います。そうするとだし職人iketchの思い描いた味を保証できます。そんなわけで、今回は市販の便利調味料を使わずに普段作りの「鳥そっぷ」、塩バージョンを紹介していきたいと思います。
iketchはトリ(鳥)プル製法というのを「ちゃんこ鍋」の時には用いていますが、今回は置いときます。酒づけ鳥もも肉、鶏がら塩スープでダブル製法+海鮮ツミレを入れての形で仕上げました。正直、素直な味です。柚子胡椒をベースに使っているんですが、こちらも全国区ですっかり私たち普段の生活に溶け込んでいますね(元々は九州大分の調味料です)。こいつに名古屋の「白だし」を合わせていきます。名古屋生まれの九州男児iketchの面目躍如といったところ。さて、お味は...
「これ、絶対〆はラーメンだろ!」
でした(笑顔)。最近寒かったこともあり、ひときわ美味しく感じた「塩だしちゃんこ鍋」。だしは前に出たり、後ろで支えたり器用万能に立ち回ってくれているんだということを再確認した今回でした。