ずっと迷っていたんですよね。僕自身うどんや、そばと長く関わってきたんでこいつを紹介するべきかどうか。そうそう作る料理でもありませんし。でも、亜流とはいえ紹介しないわけにはいかないと思い立ち、とっておきの作り方で紹介したいと思います。さて、焼きうどん発祥の地である福岡県北九州市は、「小倉の食堂街」として地元民に支持されています。 昭和20年の終戦直後にその食堂街から誕生したとされるのが「焼きうどん」なんです。が、そもそもみなさんが好きなうどんってコシがあるいわゆる「ツルシコ」の讃岐うどんタイプじゃないですか? あの麺だとうまくいかないんですよ「焼うどん」は。うどんってぶっといんで水分の含有量も焼きそば麺より高いです。水分の多い麺を焼くとどうなるか... そう、ベチャベチャになっちゃうんです。僕は「武蔵野うどん」派ですから、硬くてコシがあるうどんが大好物です。でも、その麺だと「焼うどん」は美味しくない。そこでスーパーで売っている「袋うどん」を利用します。おうちで野菜の屑が残った時、簡単な調味料と「袋うどん」だけでできますので試してみてください。ホットプレートなんかで囲んで食べるのもいいですね。「野菜のあまり物+調味料+袋うどん」この公式で約束の美味しさです。あと、ポイントなんですが焼きそばの時は「焼け」といったんですけど、「焼うどんは“焼くな”」と覚えてください。焼く時間が長くなるとベチャベチャになって美味しくないです。イメージ的には「野菜とうどんの炒め物」と考えていただけると良いと思います醤油ベースの野菜炒めにうどんを絡めて、花鰹で仕上げる感じです。うどんは袋に穴を開けて600w30秒でレンジアップ、うどん=もやしのような取り扱いでいいと思います。では、美味しいやつ、いってみましょうか!

香ばしさは醤油やソース(今回は醤油)でばっちり出ます。いかにうどんをベチャベチャにしないかが勝負です!

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