関東風、関西風、我が家など、いろいろ取り上げてきた「すき焼き」。どれも「いいお肉」を使えばバッチリおいしくなるレシピで調味料なんかもコントロールして掲載してきましたが、普段そうもいかないですよね? 

iketchベーシックです。安心の甘辛味でご飯が進みます!

いきなりステーキさんが新業態で「すき焼き1枚、野菜なし」みたいなのを新橋だか銀座だかに出店して話題になってました。まぁ、どういう発想でそうなるのかは開発者ではないのでわからないんですが、美味しい肉だったとしても寂しくないですか? ところですき焼きの定義って何なんだろうと思い調べました。

  • 江戸時代中期、関西では農具の鋤(すき)を鉄板代わりに貝や魚を焼く「魚すき」「沖すき」と呼ばれる料理が存在していました。
  • 農業に携わる人々が仕事の合間にお腹が減ると、鋤(すき)を鉄板代わりに魚や豆腐を焼いて食べていました。

と、ネットにありました。網焼き、鉄板焼きがルーツみたいです。あ、だからスタート時に肉を「焼く」ところからなんだ。それで、いろんな具材を集まった人が持ち寄って追加していったんでしょうかね。「もう、まとめて味付けすっか?」みたいな流れになって今の形が整えられていったんでしょうか。明治時代になると牛肉文化も広がり始めますし、じゃいれんべみたいな。「すき焼き」で調べてみてください「壮大な物語」に出会えるはずです。

冷蔵庫の余り野菜に特売の牛肉少量を入れてガーッと作ったすき焼き。割下で食わせるタイプです! 牛の旨みは牛脂(スーパーで無料でくれるやつ)で引き出しています。これ重要です。

で、今日はいわゆるお家「すき焼き」のタレ、割下というやつを紹介します。普段作りのものです。いつもはなんとなく作っちゃって(鶏肉のすき焼きが好物なので、冬にはよく作ります)「あ〜 ベースの醤油どれくらい入れたっけ、味醂どれくらい入ったけ... ま、うまけりゃいいや。酒でも飲むか!(超いい加減)」いつも目分量だったものです。ま、実際入れるものの内容で味はちょこちょこいじるんでレシピなんてないんですよね(そんな、言い草があるか!) こりゃ、形にしとかないと誰も作れないシロモノになってしまうな、と思ったので台所にメモとボールペンを持っていって(もちろん、缶チューハイも持って)iketch店長に教わりました。いかがでしょうか? こういう私(僕/俺)特製のタレとかつゆとか料理とか、知っておくと案外人生楽しいですよ。割下知ってる知り合いいますか? いないでしょ。この経験が後々の人生のイベントで光るんじゃないでしょうか? ま、それも踏まえての紹介でした。では、また。

大好きな豆腐と、残った牛肉も追加しちゃいましょう!
溶き卵で食べる濃い味のうどん。過去ブログの「牛肉うどんが食べたくて」のレシピと比べてみてください。あちらはだし汁を使ったアレンジバージョンで、こちらが本家です。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事