今回は料理についてのブログでもなんでもないんですけど、大体いつも飲みながら書いています。で、このところお酒とか、割材とか紹介してきました。コダマバイスの「赤色」に関しては赤しそのエキス(もちろん着色料は使っています)だと言えばなんとなく理解できるんですが、例えば青リンゴサワーとか、ライムサワーとか本来「緑色」じゃないですよね。でもね、あの割材が「透明」だったら目立たないし買う人も減ると思うんです、美味しそうに感じません。両方とも本来果汁は透明に近い色のはずなんですがどうしてなんでしょうね、皮の色のイメージに引きずられます。あの薄い(または濃い)緑色の液体を見ると「甘くて、酸っぱそう」と思えるのは飼い慣らされた証拠なのかもしれません。誰にか、どこにかはお察しください。ファンタグレープの紫色、CCレモンの黄色、 POPソーダの緑色。ちょっとレトロなやつも混ざっていますが、どれもコップに注いだ時美味しさを感じさせる色をしています。色って大事だと思います。健康志向が続く昨今ではありますが、一方二郎系ラーメンとか明らかに違う方向性を持つものも人気です。最近のレモンサワーは全部透明ですから、僕はあえて色のついた飲み物にホッとするのかもしれません。どうでもいいことなんですが「なんだかんだ世の中ってバランスが取れているなぁ」なんて思いながらライムサワーを頂き、くるみをかじった夜でした。

佐賀県小城市の株式会社友桝飲料謹製、「ライムサワー」。懐かしくて甘酸っぱい味わいは明治35年設立の老舗のなせる技。スワンサイダーや子供ビールの開発、製造元です。
「どこのメーカーか覚えていなくてもいいんです。あの日の出来事とともに記憶の片隅に残っている。そんな「のみもの」を作ることができたらいいなあ、私たちは、いつも、そんなことばかり考えています。」(友桝飲料会社概要より) グッときました。これからもよろしくお願いします「トモマス インリョウ」様!

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