埼玉は鉄剣タローさんもなくなってしまい減少の一途を辿るドライブインですが、群馬はまだまだガチで戦える自販機たちが踏ん張ってくれています。また、閉店してしまったお店の自販機を引き上げて新たなスタイルで営業を始めてくださった神奈川県相模原の中古タイヤ市場自販機コーナーさん(いずれ訪問したいと思っています)のようなオーナーさんもいらっしゃいます。感謝です。人件費高騰だの、AI化だのと言われている昨今、逆にこういう自販機のもっと進化したものが現れるんじゃないかと僕は思います。販売数量や時間帯などのオンライン化、出る商品群の分析と発注、使用されていない間のエコ化(低電力化)、スマホ決済の浸透など今実現可能技術やインフラは整いつつあります。弁当、飲料、酒、たばこもスマホの「ピピッ」と決済でできてしまえそうですよね。どうなっていくんでしょう、これからの日本。なんてことを考えながら熊谷を北上していくiketchは群馬県大田市に向かっていました。お宝をゲットするために... 国道407号を直走っていくわけですが、熊谷から先は未知の世界、薄暗くなってきたし、朝から何も食べてないしでとにかく心細い。光を求める虫のように利根川を越えたところにある聖地に向けて車を走らせていたのでした。

国道407号から県道142号に乗り換え高崎方面に車を走らせると、見えてきましたよ闇夜に浮かぶ桃源郷が!

しかも、下にあるのは電話ボックスじゃないのか? 眩しくて字が見えないぞ!

きた! この堂々とした店構え、手動のドア。ここだけ空間が昭和時代だ。

稼働してないゲーム機械ももちろん混ざっているんですが、これはすごい...

なんか、うるっときちゃいました。懐かしい、本当に懐かしい。古き良き時代のエースたちです。このゲーム機たちを背に振り返ると...

京都の仏像が並んだ三十三間堂のような光景が!

手作り天ぷらうどん、そば、瓶ジュース、トーストサンド(しかもオリジナル商品!)...

袋菓子、ハンバーガー(味は3種類で当然オリジナル)、箱菓子、菓子パン、インスタント焼きそば...

カップヌードル、きつねうどん、ラーメン、映ってませんがアイスに、たばこ、缶ジュース!? 一体いくつあるんだ? しかも、ほとんどが稼働中! iketchは千円札を100円硬貨に両替中! だめだ今回だけでは紹介しきれない。次回「群馬より愛を込めて(後編)」に続きます!

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