鮭ハラス... 甘美な響きですよね。魚の脂身に当たる部分で、マグロだったら中トロ、大トロに当たります。脂の乗ったとろりとした口当たりがたまりません。鮭のハラスはマグロほど高価ではないので、入手しやすいかと思います。一般的には塩焼きなんですけど、夏向けにさっぱりとしたレモン風味のハラス焼きを紹介します。。ハラスは一匹からとれる量がとても少ないので、ほとんどが産地だけで消費されている希少部位なんですが、鮭はスーパーなどでわりと目にするかと思います。「脂がのってます♪」って書いてありました。まぁ... だと思います。それで、レシピも何もないんですが、コツというかポイントを2点ほどあげときます。1つ目は「脂身」だということです。焦げやすいので以前あげた鯖の塩焼きの感覚でやると、真っ黒になります。まず、ハラスは軽く塩胡椒をします。その後フライパンにアルミホイルを敷き酒とレモン汁とをいれ、弱火で様子を見ます。1〜2分したら切り身のフチを少し持ち上げて色を確認します。うっすらと狐色がついていたらOKです。裏返して切り身が見えないように包み、蒸し焼きにします。2つ目ハラスは柔らかいので、大きく動かさないようにします。何度もひっくり返すと身が崩れます。ここは家庭の熱源や、フライパンの大きさなんかも関係してると思うので家で焼き物をする感覚で、焼きめはいれてください。美味しく焼けたら、ご飯の箸も進みます。この日はご飯、自家製漬物、インゲンの味噌汁とハラス焼きでした。皮目パリッを練習しましょう!

脂身のくどさ、魚くささをレモンと黒胡椒で消して爽やかな味付けにしました。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事