今月は麺類を気持ち多めに紹介しました。菜の花パスタ、ボロネーゼ、アラビアータなんてのは初挑戦でしたが、楽しく調理できました。でも、麺料理は美味しいけど、気になるのは塩分ですよね。管理栄養士・フードコーディネーター・発酵食スペシャリストである矢崎海里氏がクチコミサイト&BEANSの「麺にも塩分が?塩分の取りすぎに気をつけて麺類をおいしく食べよう」の記事で、「現在の1日の食塩相当量の目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です。塩分が多いと言われている麺類では、汁を飲み干してしまうと1杯で1日分を越えることも。スープの塩分が着目されがちですが、実は麺自体にも塩分が多く含まれています」と仰っています。よく、お医者さんが「麺好きの方は、スープを残して!」という理由はここにあります。麺の仕事やっていたからわかるんですが、「えっ!」っていうくらい麺にも塩を使っています。詳しい記事は上記に譲りますが塩は、小麦粉生地中に形成されたグルテンのネットワークを引き締める働きがあるので、 生地の弾性や伸展性も増します。 その結果、製めん操作を容易にするということで「必須な存在」なわけです。塩を加えなければコシも出ないし、まとまらないんです。それに加えてつゆにも具材にも塩分が多く使われます。とてもじゃないですが「男性7.5g、女性6.5g」なんて達成できません。塩分の取りすぎがどうなるのかはご存知の通りです。①つゆは飲み干さない ②カリウム(塩分を排出する働きがある野菜など)を摂取する ③麺類に偏った食生活にしない を守って、年老いても美味しく麺料理が食べられる自分でありたいものです。

日々の食生活に麺料理を上手に取り入れていきたいですね!

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