...では、なかったです。車の運転練習も兼ねて、あちこち出かけているわけですが、今回はなんと「お弁当の自販機」があるという茨城県稲敷を目指して、旅をしてまいりました。茨城に住んでた時は取手、牛久、土浦、霞ヶ浦、水戸、鹿島、つくば、阿見、竜ヶ崎あたりはいったことがあるんですよね。稲敷はなかったなぁ。しかし、ここにお弁当の自販機があると知った以上、行かない訳にはいきません。そんなわけで行ってきましたよ「あらいやオートコーナー」さん。で、もう一つ紹介したいのは常磐道下り守谷SAにある「肉の大山」のカツサンド。「あらいやオートコーナー」さんはテレビでも取り上げられるほどの著名店ですが、僕は場所を一発で見つけられませんでした。失礼覚悟ですが「レトロ」ではなく「廃屋」です。まさか、あの小屋の中に自販機があるなんて初見じゃわからないと思います。ただすごいのは、僕が訪れたときには土木関係の若い方が嬉しそうに食べてらっしゃるんですね。いかにもちょくちょく食べにきているという感じでした。僕みたいな一見さんとは違います。美味しそうに弁当を頬張りながら、ペットのお茶をごくごく飲んでました。僕も自販機で焼肉弁当を買ってみました。¥380を入れボタンを押すと包装紙に包まれたホカホカのお弁当が即座に出て来ます。中身もていねいにラップで梱包され落ちた衝撃でグシャグシャにならない工夫がされています。ご飯、豚の焼き肉、昆布の佃煮、以上です。ただ、この3品が間違いなく美味しい。まずご飯が美味しい、コンビニのご飯ではなく家の炊飯ジャーからよそった感じです。焼肉は豚臭くなく、1ミリ厚で食べ応えも十分。タレがご飯に染み込まないようにこちらも工夫が施されています。昆布の佃煮もしょっぱくなく、ご飯を食べ切るのにちょうど良い量。丁寧に、食べる人のことを考えて作っているんだなとすぐわかります。珍しいのもあるんでしょうが、商品として成立しているのがここまで生き残ってきた理由ではないでしょうか。

向かった人がほぼ口を揃えていうんですよね。秘密基地みたいです。

¥380でこのボリューム。米がうまい、肉がうまい。ご飯は大きなおにぎり1個分くらいの量があります。

立て看板がドーンと。ジュースの自販機、弁当の自販機、おそらく30年くらい前のゲームが置かれています。外にはテーブル? が設置されていました。

店の面構えではないですよね...

右が弁当自販機です。ちゃんと稼働しています。

お金を入れてボタンを押すと、ゴッという音ともに即座に出て来ます。

外の包装紙、ラップ、蓋の3重構造です。煩わしいかもしれませんが、きっちり品質を保ってくれています。24h営業ですが、お弁当は昼過ぎには完売してしまうそうです。ラッキーでした、後編に続きます。

行くぜ、相棒!

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