てんやさんの天丼、美味しいですよね。美味しいタネはもちろんなんですが、タレの存在って大きいです。そんなわけで、あれっぽいの作りました。天丼のタレって甘じょっぱくて、さらっとしているのが特徴です。色々レシピを探して作ってみたんですが、コクが圧倒的に足りない。天ぷらをそのまま食べるときは天つゆで食べますよね? でも、そのままご飯にかけるとベチャベチャになってしまい美味しくありません。やはり、そのまま流用はできないのでとろみが少し欲しい。そこで、市販のうなぎのタレを加えていきます。うなぎのタレは天丼用にそのまま使うとくどくて、甘すぎます。そこで今回紹介する天丼タレベースに加えることでバランスを取りました。比率は天丼タレ:うなぎタレ=3:1くらいです。天丼タレの出来上がり100mlですのでうなぎのタレを30mlチョイ加えるとバランスが取れます。これで市販品だろうが、ご家庭での手作りだろうが全て美味しい天丼に変わります。問題はかけ方。天丼タレをかけるときは「うなぎタレかけレードル」というのを使用するんですが、家で作るのに¥1000以上もする割烹具なんて買っていられません。とはいえ、出来上がったものをそのままドバッとかけるとしょっぱいし、ベチャベチャだしで美味しくない。理想的にはお茶碗一杯のご飯に大さじ1くらいの天丼タレをかけ天タネ(具材)をのせ、その上にさらに大さじ1くらいのタレを満遍なくかけるのが良いです。そこで100均のマスタードディスペンサーです。縦長の円筒状の調味料入れにこちらを入れて、使用するとうまくいきます。これでお店の味に近づけていきましょう!
今回はこれを目指しますよ。見切り品かき揚げを再加熱、カリッとさせたものをかき揚げ丼に仕立てます。
作り方は簡単です、レシピを参照してください。今回はここから重要です。
左がうなぎタレかけレードルですがややお高いのがネック。僕だって持っていません。もし本格的にやりたい方は上記名称でAmazonさんや楽天さんを検索してみてください。大きいホームセンターだと取り扱っているところもあります。右のディスペンサーならダイソーさんのキッチン道具コーナーにあります。
大さじ1の量を確認した上で満遍なくその分量をごはんにだけかけます。足りなくても後からかければ良いので心配しないで。
天タネをのせ、同じ分量をタネにかけます。テーブルに一緒にディスペンサーを置いておけば醤油感覚で使えますよ。ただ、使用後は要冷蔵でお願いします、大体1〜2日くらいもちます。作りすぎないようにしてください。今日の分量なら3~4人前分あります。
お好きな天ぷらで天丼を作って試してみてくださいね!
お店っぽい天丼のタレですよ!