えらい、強気のタイトルつけてますが、大丈夫でしょうか(棒)。ちょこちょこきのこが残ったんで、作っていく訳なんですが、どこの国の料理なんでしょうか? 「リゾット」はお米を使用したイタリア料理です。イタリア料理店では日本でも、定番として置かれていることが多いと思います。お米をバターやオリーブオイルを使って炒め、魚介や牛、野菜などの出汁で炊きます。またパスタのように若干、芯が残るアルデンテのように仕上げるんだそうです。具材はトマトやキノコ、チーズなどが入るのが一般的で、今回はメインにキノコを使っていきます。「リゾット」とはイタリア語でrisottoと書きます。’riso’は’rice’の語源でもある’米’を意味し、’otto’は’最高’を意味します。つまり’最高の米料理’と言う意味を表していることが、語源ではないかと言われています。

複雑な旨味が堪能できるリゾット。白ワインや焼酎なんかが抜群に合います。粗びき黒こしょうをきかせてどうぞ!

さて、パスタはともかく、日本人には芯が残るご飯はご法度! やや、硬めに炊き上げたご飯を使って、おじやのようにリゾットを仕上げていきます。さて、どうでしょうか? Buonissimo!(めっちゃ美味しい!) ヨーロッパからM.V.P候補者が現れましたよ!? どーすんのこれ! 海外からの参戦に驚きと興奮が隠せないiketchです。

パスタ料理のイメージが強いイタリアで、まさかの「米料理」!食にこだわるイタリア人はお米の魅力もよくわかっていらっしゃるようです。Grazie e spero nel vostro continuo supporto!(ありがとう、これからもよろしくお願いします!)

きのこはマッシュルーム、しめじ、椎茸の芯を利用しましたが、舞茸やエリンギ、榎茸などお好きなきのこでお試しくださいね。

ポイント:おじやと雑炊の違いは何ですか?

さて、本文に登場したおじやってなんでしょうか? 聞き慣れないかもしれませんが、これもまた日本料理。ついでに雑炊やお粥について解説しますね。雑炊とおじやはすでに炊いてあるごはんを、出汁や具と一緒に煮込んで作ります。 雑炊は、水洗いしたごはんを使うのに対し、おじやはそのまま使用します。 そのため、雑炊はサラッとした仕上がりになり、おじやはごはんの粘りが残って、とろりと仕上がります。 おかゆは生の米を通常より多い水分でやわらかく炊き上げる料理です。今回の「たっぷりきのことベーコンのリゾット」はご飯の粘りを残しつつ食感も残したかったので、やや硬めに炊いたご飯を使いました。前日のご飯が残った場合は、それを使ってもOKです。ではまた。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事