今回も前年同様「マルトモ」さんにお力添えいただき、「だし強化月間」を走り切ることができました。深く感謝するとともに、御礼申し上げます。ありがとうございました。みなさんいかがだったでしょうか? 結論から言うと「だしが良ければ料理は何とかなる」でした。料理を口に運ぶ前には漂う香りや、見た目があります。味は後から。料理が美味しく感じられるかどうかの第一関門を簡単に飛び越えるその実力。それが文化として息づく日本に生まれたことを誇りに思います。ジュワッとした旨味と食後の余韻、フワッとした香り、時に優しく、時に力強い味わい。前に出たり、後ろを支えたり「だし」って本当に器用で万能です。でも、出汁をとるというのは「料理の準備、前段階」と言う感覚があって直接の料理ではないので、敬遠される方やめんどくさがってしまう方がいるのも事実ですし、とても残念に思います。そんなハードルを下げられないか、また、せっかくの出し殻をうまく利用できないかを考え、今回の企画としました。「だし」の可能性は無限大です。どの国の料理でもベースに「かつおだし」を使うと日本食に持ってくる実力があります。今後もその可能性を探りつつ、過去から現在へと続く伝統料理を1品でも紹介していけたらなと思います。

マルトモさん、モニプラさんありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします!

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