誰に対して訴えているのか相変わらず訳が分かりませんが... まぁ、カレーライスを食べたければココイチとか選択肢がある訳ですよ。でも、カレー丼となると、まず、美味い蕎麦屋を探さないといけない。美味いカレー丼は、美味い蕎麦屋にあるんです。
え、カレー丼って、蕎麦屋とか食堂でカレーライスを丼で出しただけなんじゃないの? そういう店もあるかもしれません。元蕎麦屋のiketchは言いたい「それは、パチモンです!」カレー丼で重要なのは「おだし」(あえて「お」をつけています)なんです。蕎麦つゆにカレー粉を溶かして作るから意味があるんですよ。日本人が心の底からホッとする味「おだし」。それに、インドのスパイスを加え、うどん、そば、ご飯に乗っけてワシワシ喰らう、これが日本人。具材なんか少なくていい、ぶっちゃけ小口ネギだけでいい、無心にレンゲで口に運ぶ幸せ。それを約束してくれるのがカレー丼でなければならない、とiketchは思うのです。過去記事でうどん、蕎麦屋のカレーうどんを紹介しましたが、今回は丼にして紹介させていただきますね。もちろん、簡単に作れるようにしました。食べてみてください。カレーライスのご飯を突き放した美味しさと違い、ご飯に寄り添うような優しさがあるカレー丼が感じられるはずです。そう、ミニ蕎麦やミニうどんが欲しくなる丼の完成です。
常連さんの中にはこのカレーを豆腐や厚揚げにかけたり、そのまま日本酒のアテにしたりと、食べ方をわかってらっしゃる方がいます。かつおの旨み。醤油の旨み。長きにわたり日本人と共にある「おだし」と「美味い醤油」iketchはこれを後世に引き継いでいかなきゃと思います。レトルトカレー使っていきましょう、めんつゆ使っていきましょう、結局「おだし」が勝ちますから。胸張ってこれが「日本人のカレー丼」だって世界に宣言してやりましょうよ! 日本人の舌にとろける、世界の人が舌を巻く、そんなカレー丼で締めくくりますよ「だし強化月間2024」! ありがとうございました。
だし職人 iketch