ゼリーフライってなんぞや? ですよね。下手すると埼玉人も知らない人がいるんじゃないかと思うんですが、行田フライ、行田焼きそばに並んでというか一番の知名度なんじゃないのかと思われるゼリーフライについて紹介します。今、頭の中でチラッと嫌なこと想像したでしょ?
「ゼリーをあげるって... (困惑)。埼玉県民ってそんなものを食べてるのか... 」
違う違う! そんなわけありません! 平たく言うとおからのコロッケ(素揚げ)です。出来立て熱々を田園風景を眺めながら頬張るのが行田での楽しみの一つですよ。「じゃ、なんでゼリーなんだよ?」 まぁまぁ落ち着いて。順番に解説していきますから。とにかく旨い(素朴な)ゼリーフライを紹介したいわけです。結局、名店を列挙したところで、ほとんどの人は食べに行けませんし、仮にいけたとしてテイクアウトにすると今ひとつおいしくないんです。なぜか? ベースがおからだからです。乾燥したりするとおいしくないわけです。あげていますから、どんどんしっとり感が失われていきます。

だから色々考えたんですよ。現地に行って買って帰ってレビューとかできねぇかって。所沢の焼き団子の時もそうだったんですが、こいつは店の軒先で食べて美味しい一品。もっというと「家で作りたて」を食べるのが一番なんです。流石に行田市以外でゼリーフライの美味しい店なんて聞いたことないし、高崎線とタクシーを駆使して食べに行くほどの食べ物でもありません。でも、自宅で作れたら、お子さんとか忘れられない「おふくろの味」になると思います。行田の人に教えてもらいましょうよ。難しい料理でもないし、行田民のソウルフードですから。
さて行田市は、埼玉県の北部に位置し、県の区分けでは東部に位置する市になります。人口は約8万人。旧・武蔵国埼玉郡。1949年市制施行。 日本屈指の足袋産地として知られ、「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」が日本遺産に認定されています。 全国有数の大型古墳群である埼玉古墳(さきたまこふん/さきたまであってます)群は国の特別史跡に指定されています。埼玉県名発祥の地です。
忍城が有名ですよね。室町時代に築城されたと伝えられる忍城は、関東七名城の一つに数えられています。豊臣秀吉の関東平定に際し、石田三成が忍城に対して水攻めを行うも落城せず、その戦いの様子から別名「浮き城」と呼ばれるようになりました。
行田市は埼玉県でもなかなかの観光スポットで、祭りは水城公園で開催される春祭りや、忍城で開催される忍城時代まつりなどが有名です。余談ですが僕は国道17号をよく使ってました。鴻巣市を抜けた後で17号バイパスが出てくるので群馬方面に急ぐときはそちらを利用していました。熊谷バイパスって言うんですが、まんま行田市を突き抜けて行くので僕は胸はって「行田バイパス」って呼んでました(知り合いはきょとんとしてましたが、もう、行田の道路でいいんだよ!)。健康診断や病気、怪我を負った時は「行田総合病院」のおせわになりました。道すがら、行田フライやゼリーフライを買い食いするのが楽しくて。田園風景が広がる街ですが、いいところですよ行田。バイクにまたがって、青い空を見ながら食べた出来立てのゼリーフライ。これが忘れられない思い出、味ってやつじゃないですか。iketchはこういうのを大事にしたいな、と思うんです。

¥100で買える缶コーヒーの温もりを尾崎豊さんは歌いましたが、¥100足らずで買えるゼリーフライの温もりをiketchはレシピで伝えます。ゼリーフライはもともと銭フライと呼ばれていました。形が小判に似ていたからです。ゼニフライ。それがゼリーフライと呼ばれるようになったんだそうです。縁起物じゃないですか!
頬が落ちるほど旨いとは思いません。おからとじゃがいもを揚げた料理、それだけです。ただ、無性に1個食べたくなる素朴な味なんです。特製ソースをちょっと垂らして「熱々」をハフハフしながら召し上がってください。この一品に誇りを持っている行田民の心意気に敬礼です!
おまけ:
太麺でソースの絡みも抜群の「行田焼きそば」! こちらも名物品です。












