要するに回鍋肉のアレンジバージョンです。「豚肉+ピーマン+キャベツ」を「牛肉+にら+なす」にチェンジし、味付けを少し辛口に寄せてみました。他の料理にも言えることなんですが、例えば、肉じゃがを牛肉で作っているなら豚肉にかえてみるとか、いつもそばばかり作っているならうどんや中華そばを同じ具材でやってみるとかすることはマンネリ回避だけでなくて、新しい視点を生み出すきっかけになると信じています。よく「押してダメなら引いてみろ」なんて言いますが、自分はもう一歩踏み込んで「本当に押し引きするドアなのか?」「実は横にスライドすれば開くんじゃないか?」「そもそもそれはドアなのか? 確認するために一歩下がった方がよくないだろうか?」なんて考えちゃうタイプです(推理小説とか大好きなもので...)。だから、作る料理に真新しさはないかもしれないんですけど「そういう手があったか!」とは言ってもらえてました。日常を楽しくするための手法は、案外単純な発想の転換にあると思います。

回鍋肉よりシャープな味わいです。お酒のお供にいいかも!

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