怒涛の勢いでお送りする「和食月間2024EX」なんですが、この時期美味しい白菜を使って一品いっときましょうか。「鶏もも肉と白菜の旨煮」です。

ソースで食べさせるんじゃない、白菜と鶏もも肉の旨みを引き出す和の「だし」で食べさせる一品に仕上げました。

五目の旨煮と言うとオイスターソースを効かせた「中華」のイメージを持つiketchなんですが、なんの日本には鰹と昆布、そしてニクいあんちくしょう椎茸(失礼)がいます。とはいえ、しいたけ「だし」まで考えると面倒臭い。一人飯ならいつもそんなに気を遣わないんですが、家族での食事を考えると、もうひと工夫欲しいところです。「そこで〜 玉露園しいたけ茶!(脇屋先生風に)」。今回手順を簡単にするために麺つゆを使ったんですが、やっぱり味に奥行きが欠けます。ここにしいたけ茶をひとつまみ(2〜3g)加えてやると味に深みがバッチリ出ます。もちろん、オイスターソースのような強すぎる旨みは出ませんから、ご飯で口の中を中和したり、アルコールで洗い流したりする必要もなく、大人も子供も美味しく食べられると思います。

お子様はそのままで、大人は七味やラー油... あっ、柚子胡椒なんかもいいかも! 生姜はすりたてがいいですけど、チューブの生姜でも全然アリです。しいたけの旨みを手軽に使えるってだけでもすごいのに「椎茸の旨みで和食の世界に彩りが広がる」なんて想定外でした。旨煮を頬張りながら「感動」のiketchでした。パートさんに教えてあげなきゃ! 「迷わず喰らえ! 食えばわかるさ」の今回でした!

白菜と鶏もも肉の旨味がたっぷり溶け出したあん最後の一滴まで飲みほしたくなりますよ!

 

追記:

出来上がりの色が綺麗ですよね〜 赤ちゃけていないから。椎茸使ってるのに白いあんになるって衝撃的です! 牡蠣鍋の時のスープの色も綺麗でした。椎茸の旨みを効かせたい料理なんて星の数ほどありますから、「玉露園しいたけ茶」は無限の可能性を秘めていますね!

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