結論「名古屋飯です」。では、また。
冗談です。ちゃんとやりますね。1970年代に名古屋で生まれた台湾ラーメンは、台湾出身の料理人が旅行で訪れた台北の台南料理店で担仔麺(タンツーメン)を食べたのがきっかけで考案されたそうです。担仔麺は、台北や台南のポピュラーな麺料理で、豚肉のそぼろや、えび、香菜などが乗ったラーメンを指します。帰国後、台湾ラーメンを作る際にそぼろ肉を辛く味付けしたのは、当時お店の近辺に韓国・朝鮮人が多く住んでおり、彼らの口に合うように工夫したからなんだそうです。
で、埼玉には最強麺工房「岩崎食品工業」さんがあり、iketchには十八番の「特製ザージャン」があります。それならと、台湾ラーメンを作ってみることにしました。お恥ずかしながら、名古屋現地で食べたことはありませんし、ネットの情報を元に味を探り、自分の経験を活かして再現したに過ぎませんが、辛いもの好きな僕自身のヒット作になりそうです! じっくり炒めた特製ザージャンにニラともやしを加え、追いニンニクと塩胡椒、ごま油で追っかけます。麺は岩崎さんの中太麺をきっちり湯掻き、マイルドな量産型中華そばスープに絡めていきます。これなら家で作れる、OH YEAH! なわけです(意味がわかりません)。
ポイントはニラもやしのザージャン炒めなんですが、しっかりめの味付けにしましたので、スープがしょっぱくならないように注意してほしいことに尽きます。そこで、他の具のせ麺にも応用が効く「量産型マイルドスープ」を今回は合わせて紹介します。
過去、具のせ麺のスープをいつものスープで作り「うわ、しょっぱい!」となった経験があります。過去ブログ「グザイ」のように具材の味を抑えるパターンもありますが、今回はスープの味を抑えるパターンでやってみました。
このマイルドスープを使った麺料理は他でも紹介しています。お気に入りを見つけてくださいね。では、また。