お正月三が日お休みがいただけたので、街の風景をぼんやり眺めながらゆっくりしているiketchです。
巳年ですね。蛇は脱皮することから「復活、再生」を意味する生き物として知られています。巳年は植物に種子ができはじめる時期、次の生命が誕生する時期など、新しいことが始まる年になると言われています。
信じましょうよ、先人の知恵を。病気と怪我に振り回されたiketchがエンジンかけていく年、自分を取り戻す年。その種を今撒かなきゃ、年が明けちゃいますよ。しんどい? 乗り越えましょうよ。大変? そりゃ、人生ですから。今年最上級の収穫を目指して、いや、この先々ここで蒔いた種がとんでもない収穫をもたらすことを信じて、やっていこうと決めました。ガンガン、ヘビーに詰め込んで新年早々胸はっていきますか!
そんなわけで、お待ちかね(待ってない)! 2024年流離のレシピMVP発表です。レシピ総数は182品、市販のレトルト調味料(〇〇の素、〇〇のつゆなど)やインスタント食品(〇〇缶、〇〇ラーメン)を使った調理品は除いています。また、企業さんの調味料などを用いる場合はピンポイントの使用で味に大きく干渉しないことを条件にしました。ざっくりした基準は以下の通りです。
1:市販の調味料や材料など入手しやすい原材料で調理されていること
2:簡単に短時間で調理できること
3:安価な素材で音、香り、味などのバランスに優れていること
4:栄養価が高く、一品の料理として優れていること
5:また作りたい、次はこうしたいというような意欲、継続する気持ちが起きる料理であること
これでかなり絞られちゃうんですよね。でも、難しいのは無双だしが絡んだ料理でした。確かに鰹節や、昆布で代用はきくんですが2番がクリアできなくなります。でも、美味しいんだよな〜(泣)。そこで特別賞も準備しました。ぶっちゃけ5位までに絞り込んであとは全部審査員(自分一人)特別賞です。もうね、これもいいね、あれもいいねってやっちゃうと絞り込めないくらい愛着ある一品が多い今年だったんですよね。だからブレずに上記の基準を満たす一品を厳しく吟味してランキングしました。では、結論からいっときましょう。
正直、1〜6位は普段も普通に作っています。2位のごまだれうどんくらいかな、夏場に集中して作るのは。パートさんも作ってくれて「美味しかった!」をいただきました。僕自身は今季3回作りました。勝敗を分けたのはやはり、季節性です。鶏ちゃん焼きは季節を選ばず食べられるところ、入手しやすい材料、そして今年のテーマS.D.G.sを達成していることが決定打になりました。4位オニオンリングは炭酸水で衣を作る点、5位給食風クラムチャウダーはご飯にもパンにも合わせてくる器用さが光りました。悩んだのは甘辛麻婆豆腐。どうしても圏外にできない。甘いのにしっかり辛い先輩に教わったレシピ、絶対外せないなということで無理やり6位でランクインさせました。もう、ランキングにしている意味がない(汗)。
今年最大の収穫は「マルトモ新だしの素」と「玉露園減塩こんぶ茶」で誕生した「無双だし」でした。鯵のあら汁は「企業さんの調味料などを用いる場合はピンポイントの使用で味に大きく干渉しないことを条件にしました。」に反しています。だけど、美味いのは確実。両方の商品をスーパーで探す手間がありますが、ぜひ試していただきたいと思います。魚1種類でもお店の味になります。中野式「旨ピーマンとトマトの和物」に関しては、ランク争いに最後まで絡みました。野菜の切り方、肉を混ぜ合わせるタイミング、調味料のバランス、どれも秀逸です。ただ、和物なので副菜のポジションかな〜 ということで特別賞です。
台湾パインは高価な点、でも、美味しくて見た目も綺麗ということでの努力賞、新ちくわ磯辺揚げは斬新な食べ応えを高く評価しました。いかがだったでしょうか? お目当てのレシピはありましたか?
「美味しいは正義!」