子供の頃からお世話になったマルシンハンバーグ。誕生は1962年、僕が生まれる10年も前にこんな美味しいハンバーグが生まれました。株式会社マルシンフーズさんは栃木県の会社です(追々、栃木県の料理も紹介していきますね)。まだ、牛肉が高価だった時代に、鯨肉・豚肉・マグロを使用したハンバーグを開発し当時の牛乳と同価格¥14で販売、庶民の暮らしを支えました。すごい、牛肉じゃなかったんですね。その後、鶏肉・豚肉・牛肉を主原料にしたお馴染みのハンバーグへと姿を変えていきます。1975年には日産100万食を達成し国民的ベストセラーに成長しました。現在ハンバーグも種類が増えて、牛肉100%の商品や、独自のボリューム感を持つ商品も各社から発売されより取り見取りですよね。そんな時代の変化や後発商品の影響、丸大食品さんの子会社化などの紆余曲折を乗り越えて、当時とほぼ変わらないパッケージデザインで頑張ってくれてる、安心の商品です。お弁当に入っていると思わずにっこりしてしまうハンバーグですよね。そんなお弁当のおかずや、お子様のおかずのイメージ「マルシンハンバーグ」で、モスバーガーを作っちゃおうという夏休み企画です。モスバーガーを初めて食べたのは大学1年生の時。京都で一緒にバイトをしてた友達と「バイト代入ったら行こう」と約束して行ったのが「モスバーガー」。知ってはいたけど、お高いイメージで、マックでしかハンバーガーを食べたことがない自分にはちょっとした冒険でした。バンズに分厚いパティ、ミートソース、トマト、出来立て... その一つ一つが衝撃でした。パティは熱々なのに、トマトはひんやり冷たい。熱々のハンバーグステーキと冷たいサラダを同時に食べているような驚き。ミートソースがひき肉とトマトベースなので、パティともトマトとも好相性。パティに旨みを添え、トマトに甘みを添えるバランス感覚。熱いものと冷たいものを美味しく遮断するミートソースのセンスにはただ、脱帽しました。素人の自分が一口食べたって瞬時に美味しいと感じるハンバーガーです。リスペクトの思いを込めて、美味しいコラボのモスバーガーを作っていきますよ!
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