高市首相とイタリアメローニ首相のハグ、随分と話題になりましたよね? 来年はイタリアとの国交樹立160周年。すごいタイミングでの両国の盛り上がりにちょっとほっこりのiketchです。現在イタリアからはパスタを中心とした料理ばかりでなく、ブランドや家電に至るまで多くの品々が日本に届けられています。共闘してきた歴史もあります。もちろん楽しい話題ばかりでなく、移民問題など解決していかなければいけない課題は山積みですし、歯を食いしばる時代の幕開けになるのかもしれません。それはそれ。

で、美味い「イタリア料理はイタリア人に学べ」と思い立ち、標準的なイタリアのレシピを参考に「イタリア料理のツボを抑えたスパゲッティムサシノーゼ」(どんな名前をつけてるんだよ)をお届けします。要するに以前「魅惑のボロネーゼ」で作ったソースを現地の皆さんの知恵を使って改良し、日本人好みの「肉がうまいボロネーゼ」にしようという企画です。

そんなわけでイメージは「和服を着たイタリア人」! 2回に分けて美味しいボロネーゼ(ムサシノーゼ)を作ってまいりましょう。まず、準備として過去ブログ「魅惑のボロネーゼ」の記事を復習しときましょう! そして、レシピやオペレーションがどう変わったのかを比較できるようにしておいてください。イタリア人の作るボロネーゼってどういうものか、iketchはどんなこだわりを盛り込むのか? なんかワクワクしてきませんか?

お店でも「(賄い)美味しい!」いただきました♪ イタリア人すげぇ〜な、感謝です! grazie di cuore

1:香味野菜をみじん切りにしてまとめておく。これから作るのをソフリットって言うんだって!

注釈:ソフリットとは何ですか?

香味野菜(たまねぎ、にんじん、セロリ)を時間をかけてじっくり炒めることで、野菜の甘み・旨味を引き出した、イタリア料理のだしです。 いろいろな料理のベースとして使うことで、味の奥行が広がります。

にんじん、玉ねぎ、セロリ。あ、心配しないで! セロリって匂いほとんど気にならなくなるから!

2:バターで「しんなりするまで」炒めます!

飴色になるまで炒めちゃダメ! しんなりするくらいでいいそうです。 香味野菜ですものね、香らなきゃ!

3:香味野菜を一旦取り出して、ベーコンかパンチェッタを炒めます!

このレシピを教えてくれた人は「ベーコン、パンチェッタどちらでもいい」とのこと。こういうアドバイス助かります!

4:ベーコンから油が出たら、皿に逃してひき肉を両面焼き上げます!

ベーコンやパンチェッタが焦げそうなら、皿に逃していいみたいです。ひき肉に油を吸わせていきましょ!

焼きすぎるとボソボソした食感になるのでこれくらいでいいみたいです。お肉のいい香り! 気になる人はここで少しナツメグを加えても(iketch流)いいかも!

5:香味野菜と炒め合わせる!

満遍なく混ぜ合わせましょう。この段階で肉の臭みをとっていく気持ちで。でも、焦がさないでね!

と言うわけで、本日はここまで。おさらいしましょう。

1:香味野菜をみじん切りにしてまとめておく。ソフリット(野菜のだし)の準備をする

2:バターで「しんなりするまで」炒める

3:香味野菜を一旦取り出して、ベーコンかパンチェッタを油が出るまで炒める

4:ベーコンから油が出たら、皿に逃してひき肉を入れ両面焼き上げる(適度な焦げ目)

5:香味野菜と炒め合わせる(野菜が透明になる程度に炒める)

いかがだったでしょうか。これは麻婆豆腐でいうところの「ザージャン」作りに似ています。炒めつつ水分を出していく、そしてそのだしを再び吸わせていく工程です。次回はいよいよ仕上げていきます。自家製ボロネーゼ(ムサシノーゼ)ソース、クリスマスに間に合わせていきますよ! では、次回で!

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