定期的に作るiketchのだし料理筆頭、豚汁。汁物の枠を超え、主菜となりうるその存在感、肴として微動だにしない説得力が全てを物語ります(おい、すげぇな)。

「もぅさ、七味ふれば天下無双の和食よ!」

キッチンで小躍りするiketchです。メインでも、賄いでも散々紹介してきているんですが今回はポイントの整理。お店の味に近づくコツを伝授します。早速いきますよ!

過去、紹介してきたすべての豚汁に共通します。整理しておきましょう!

①材料の具材は大きさを揃えること(大根、にんじん、牛蒡、こんにゃくは外さないこと)

②豚肉(部位は問いません)は水が煮立った段階で「しっかりアクとりする」こと

③味噌は2回に分けて入れること

④熱々を食すこと

でしょうか。①について、これは常々いっていることなんですが「食べやすくする」と「味が均一に出る」ことが理由です。逆に言えばそれ以外の野菜、例えば、里芋、さつまいも、ネギ、筍ら辺に至ってはおまけの扱いでいいです。大根、にんじん、牛蒡、こんにゃくを外さず、形を均一化してください。そこは譲らないで下さい(すごいこだわり)。

②について、面倒くさがらず「アク取り」は必ずしてください。豚肉をゆがくと出る少し灰色がかった泡、それがアクです。これが仕上がりを台無しにします。ほっといて汁に飲まれたらおしまいです。「なんか臭い」「獣臭がする... 」こうなります。たった5秒くらいの一手間で4〜5人前が台無しになることを考えたらできるはずです。

③について、「味しみ用」と「仕上げ用」は分けて考えてください。短時間ではどうやっても味噌の味が野菜たちに染み込みません。割り切って、「香りが飛んでも」構わないので味噌味を入れてください。仕上げで調整すれば済むことです。「日本の基本調味料さしすせそ」は「砂糖、塩、酢、醤油、味噌」の順番になっています。誰が考えたのかはどうでもいいこと(今回は偉い剣幕だな... )。この順番で味と香りが決まります。味噌は香りが飛びやすいので2段がまえでいくということです。「忘れられない味」にするか「忘れたい味」にするかはここで決まります。

④について、そりゃそうです、以上です。冷めても美味しいですが、出来立てが尊いことを忘れないで下さい。

味噌汁の一種なのに、違う作り方と味わいを見せる味噌汁、豚汁。日本の伝家の宝刀です。大事に扱って、子々孫々、伝えていきましょう。

「美味いな... 豚汁」

熱々を啜った時、頭をよぎるその言葉、THE 和食。

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