過去記事で[朝の卵料理01 「納豆の卵焼き」]という形で紹介させていただいたものなんですが、僕がよく作るのはこちらの「納豆オムレツ」なんですね。もちろん堅焼き卵に包まれた納豆卵焼き(祖母のレシピ)は定番レシピなんですが、酒飲みなんで(笑)、そういうふうにアレンジしています。
「おばあちゃん、僕、納豆でオムレツ作ってみたよ!」
「そうかね、なんかトロトロして固まっていないけど、いいんかね?」
「うん、お酒に合う卵料理は食感と旨味が感じられなきゃと思ったんだよね」
「〇〇がそうなら、それでええ。酒ばかり飲んではいかんよ...」
「...うん」
なんか、こんな会話が展開されそうです(汗)。食感が違うだけでもう、同じ食材なのに別物に化けるマジック、それが調理。50歳過ぎても驚きの連続です。酒飲みなら試してみてください。これで日本酒をクイっと一杯。日本に生まれて良かったと思う瞬間を味わえるはずです。ポイントは付属のタレを「卵に絡める」ことです。たったそれだけ。納豆に絡めちゃだめですよ。この操作で今回のオムレツが本当に美味しく仕上がります(前回の卵焼きなら納豆に絡めてOKです)。スマホの自撮りと一緒で、見える角度でその人の印象が変わるのと同じく、料理も操作の入れ替えでこんなにも印象が変わります。こんなことで目から鱗が落ちる僕は、幸せ者なのかもしれませんね!