実は12月12日の投稿を差し替えて急遽、南瓜の残りとひき肉で調理しました。なんで? てっきり紹介していたものと思って過去ブログを調べたら「南瓜の煮物」はあったんですが「南瓜のそぼろ煮」はありませんでした(汗)。「やってなかったんかーい」てな感じです。似て非なる料理「南瓜の煮物」と「南瓜のそぼろ煮」。何が違うのでしょうか? 「南瓜の煮物」は「大根の煮物」に近い料理で、南瓜(素材)をただ、美味しく食べるための調理法です。一方、「南瓜のそぼろ煮」は南瓜をそぼろ餡で美味しくした料理です。前者は酒も飯も要りません。旬を味わってくださいって感じの料理です(南瓜が主役)が、後者は「おかず、酒の肴に是非」な料理です(南瓜が準主役、もしくは脇役)。日本料理って難しいですよね。ですから、今回は常備菜と言う立ち位置での紹介です。アレンジ版はまた後日再投稿します。毎日南瓜は嫌でしょうから...(そもそもベース紹介なしでいきなりアレンジ紹介はないですよね) トロッとひき肉餡がバッチリ美味しいやつ作っていきましょう。先にも書きましたが「南瓜の煮物」は「旬南瓜の良さを引き出す」調理法、「南瓜のそぼろ煮」は「南瓜とひき肉の旨味の相乗効果で複雑な旨味を実現する」調理法になります。今回の「南瓜のそぼろ煮」は当然、ご飯に合いますし、酒の肴(ちょっと塩味を効かせた上で)としても応えてくれます。しかも、時間はそんなにかかりません。寒い日に熱々、ホクホクの南瓜のそぼろ煮。忙しない日常にホッと一息つけるお惣菜、いかがですか?
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南瓜のそぼろ煮
南瓜(冷凍品)300g、豚ひき肉150g、生姜1かけ、塩ひとつまみ、煮汁(水300ml、酒50ml、醤油大2、砂糖大2、出汁の素小1)、酒大1、片栗粉大1
1:フライパンに少量の油(分量外)を引き加熱。豚ひき肉と生姜を色が変わる程度に炒める
2:煮汁を入れ沸騰させる。アクが出るので適宜処理する
3:沸騰した煮汁に冷凍南瓜(凍ったままで可)を入れ8〜10分、アルミホイルなどで落とし蓋をし弱火で煮込む
4:塩で味を調整し、一度火を止め酒と同量で溶いた片栗粉でとろみをつけて再加熱する
5:ポコポコなったら火を止めて、粗熱を取り器に盛り付けて完成