居酒屋料理の定番といえば、もつ煮。じっくりと柔らかく煮込まれたもつや、旨味を吸った野菜にお酒がついつい進みますね。味噌仕立てもあれば、醤油仕立てもあって居酒屋各店独自のこだわりが感じられる商品です。もと居酒屋店長として「厳しめのレポート」させてもらいますね。覚悟してください。前回道の駅で入手した「埼玉の美味いもの第三弾」になります。本庄児玉町「国産豚もつ使用もつ煮(辛口)」は1pcで400g入り、提供量的には2人前くらいです。価格500円ですので1人前250円換算です。ですので、その価格帯としての評価をしていくことになります。具材は国産豚もつ、大根、ニンジン、小口ネギで種類は合格。食材が多いと口の中が楽しいですよね。味は辛口の味噌ベースでしっかり味噌味にうまみ調味料ベースの濃いめの味付けが、お酒を美味しくします。あんまり、素材の持ち味をいかし過ぎて優しい味付けにするとお酒が進まないですからね。辛さを謳っているので、そこに着目すると、じんわり辛さが追いかけてくる感じです。食べられないような辛さでは無いので、辛党には物足りなく感じるかもしれませんが、食べ終わって10分ほど経過しても余韻が続いています。いいですね、これならお酒もおかわり欲しくなる。絶妙な味付けだと思います、合格。食味は豚もつに関して文句なしです。柔らかくて臭みもなく、もつの旨味と、味噌味の共存バランスとれてます。問題は野菜。厚めの小ぶりカットなんですが、繊維質が際立ってしまいスカスカ感があるかな。野菜って繊維が走っている方向があるので、繊維にそってカットするか、薄めで表面積を広くする加工を施さないと冷凍はアウトです。厚めで食べ応え狙ったのか、煮込んで溶けないことを狙ったのかもしれませんが裏目に出てます。総合判定は星4つ、プライスバリュー高めです。プラスしてして豆腐と白髪葱を入れてみました。食べ応えバッチリです、ごちそうさまでした!
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