スーパーの冷凍品コーナーでよく見かける「赤魚」。そのほとんどはアラスカメヌケという外国産の魚で、季節を問わずお手頃価格で助かりますよね。ところで、赤魚(あかうお)とは魚の名前ではなく、体表が赤い魚の総称のことです。赤魚に該当する魚は数種類ありますが、国産で代表的なものは「アコウダイ(赤魚鯛)」、外国産では「アラスカメヌケ」などがあります。どちらも普段は深海に生息しているので、釣り上げるときの水圧の差で目が飛び出した状態になることから、「メヌケ(目抜け)」とも呼ばれています。ちなみにアコウダイは年々漁獲量がへっているのでスーパーに出回っているものはほとんどがアラスカメヌケかその近縁種だそうです。干物や粕漬けなどの加工品から、お馴染み冷凍状態での切り身も種類があって煮付けやムニエルなど和洋問わず活躍してくれる優秀な魚です。今回使用するアラスカメヌケは加熱するとふっくらとやわらかく、クセの少ない味わいを楽しめます。冷凍してもパサ付きにくいので、冷凍品や干物、粕漬けなどに加工されることが多いです。これをはちみつ味噌に漬け込んでいきます。高価な西京味噌を使わずに上手くつけるには「豚ロースの味噌漬け ver.2」で漬け込んだあの味噌につけるのが間違いないと判断し1日漬け込みました。さぁ、どうでしょうか? ...ね、やっぱり美味しい! これでこのはちみつ味噌は豚と魚と炒め物の素として三冠達成! すごいじゃないですか。もう、これ、絶対自分のものしてくださいね!

一日しっかり寝かせてます。なんとも上品な味わいです。

追記:またまたお願いです。漬け込んだ味噌は別の料理に使いますので捨てないでね!

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