オートミールの食べ方もずいぶん紹介されるようになりましたが、基本は米化したり、粥状にしてフルーツと一緒に食べたりがほとんど。健康に良いと分かっていても食べ慣れない食べ方だと面倒だし、第一続きませんよね。そこで色々調べているとパン化する方法があることがわかりました。もともと「オーツ麦」なわけですから小麦のようにパン化するのが一番自然かな、ということで取り組むことに。オーツ麦って、すごいパワフルな食材ですね。100gあたりの小麦とオーツ麦のエネルギー量はほぼ変わらないのに食物繊維に関してオーツ麦は小麦の3倍。ビタミンやミネラルなどは小麦粉が太刀打ちできないほどの含有量です。毎日とはいかないまでも、なんとか日々の食生活に取り入れることができないか。あれこれ探して出会いましたYouTubeチャンネル「作って食べて痩せるおかしな実験室 tetsuko's room」さんのオートミールパンです。採用した理由としてまず、材料が少なくて済むこと、これ大切ですよね。朝忙しい時にあれもこれもじゃ作ってられません。次に短時間調理であること。「パン作り」が目的ではありません、「朝食作り」です。それ一品作って終わりだと朝食として寂しすぎますよね。最後に時短調理器具を有効活用していること。他の動画を見ているとシリコン製のスパテラなどで根気よく粒を粉砕しているのを見ます。多分、朝からそれはやらなくなります。お金はかかりませんが、水などで10分ふやかして、丹念に混ぜて... ってやるんだったら他のことをしたくないですか? tetsukoさんの素晴らしいところは上手に使えるものを使う姿勢だと思います。ミル挽き(電動コーヒーミル)30秒、撹拌(かき混ぜ)40秒、600wでレンジアップ3分30秒、材料の調合からカウントしても5分かかっていません。レンジアップ中に他作業ができれば、10分程度でパンが完成します。これならやれそうです。初の電動ミルをアマゾンで入手しました株式会社ティプロさんの「DELIMO 電動コーヒーミル」¥2380です。選んだ理由はボタンが一つで、押した時間だけ回るという単純さ。麦も同じ形状ではないでしょうから、時間設定済みだと思う通りに挽くことができないので困ります。30秒でも麦によって仕上がりが違う、ということです。本製品は押した時間だけ回ります。もう一つは価格。高価格なものもありますが、エントリーモデルなら「安くて、ちゃんと挽ける」さえできていれば良いと思います。壊れても、いいものが欲しくなっても買い換えるのに金銭的ダメージが少ないからです。調理器具の基本は「使う気になるか、ならないか」です。手に取りやすい、親しみ安さを感じる器具ほど長く付き合えますよ! 

「DELIMO 電動コーヒーミル」¥2380。シンプルかつ使い勝手抜群。
オートミールを入れて...
30秒くらいボタンを押すだけです。

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