まず、結論からです。かしわ(鶏)飯は混ぜご飯なんです。「九州地方では鶏肉のことを「かしわ」と呼び、炊いたごはんに、かしわや具材を煮詰めたものを混ぜた郷土料理を「かしわめし」と呼ぶ。古くから福岡県の各地域の家庭や食堂でつくられている定番の郷土の家庭料理であり、祭りや運動会等の行事、ハレの日など特別な日にも食されている。駅弁としても古くより愛されている」(うちの郷土料理/農林水産省HP)とあります。このように「かしわ飯」は「混ぜご飯」のカテゴリーに分類されるというわけです。「炊き込みご飯」は各種具材の風味を飯とともに炊き上げることで味付けが均一になり、統一感のあるご飯料理に仕上がります。一方ちらし寿司やかしわ飯のような「混ぜご飯」は具材を後からまぜ混むことによって味つきご飯との味のコントラスト(この場合味や風味のメリハリ)を楽しむことができます。根菜や鶏肉の濃い味わいがしっかり残っているんです。ただ、炒めた具材を汁と具材に分けるという手間から紹介を見送ってきました。普段僕が作るご飯はこっちの「かしわ飯」の方です。時間と共に味が薄れていくこともなく、味が長持ちするのも具材に染み込んだ味がご飯に吸い取られないからなんですね。いつも召し上がる「鶏肉の炊き込みご飯」、今日はこのスタイルで試してみませんか?

コンビニやスーパーで売られている鶏ご飯のおにぎりに味は近いです。冷めてもしっかり美味しい。
温泉卵の記事で紹介した調理器が一人分の調理にバッチリ使えました。これからこいつでいきます。
具材とたれを分けます。たれはご飯と一緒に炊き込んで、具材は炊き上がり後ご飯に混ぜ込みます。

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