ありがとうございます、お陰様の300記事達成。ちょっとは皆さんの料理帖になっているといいなと思いここまできましたが、その記念に居酒屋行ったらとりあえず探してしまう「アレ」を思い出話とともにご紹介します。「たこわさ」こと「たこわさび」です。いかの塩辛ほど面倒くさくないのでご安心を。まぁ、当時は金属製のバット(保管容器)に入れて冷蔵庫に冷やしておき、オーダーが入ったらレードルで掬って出す感じで、枝豆、冷奴と合わせて「ちょっぱや、御三家」でした。酒飲みなんてのはとにかく「すぐ、いっぱいやりたい!」なんです。ですから、早いメニューとしての人気は御三家が不動でした。僕が若かりし頃の話です。いつもの常連さんの前でオーダー受けてるアルバイトの女の子の後ろに立って「とりあえず、生ビー...」って行った瞬間に「はいっ、おまちどおぉ!」って出来立ての生ビールを提供。常連さん「早すぎだろ(笑)」と同僚(部下?)の方と爆笑されました。で、その日は終始御満悦でした。その常連さんのいつものオーダーが「枝豆(部下、同僚が食べる分)」、たこわさ(自分用)、串焼きの盛り合わせ塩味(部下、同僚が食べる分、生ビール2〜3つ」でした。なんで、覚えているかというと僕の店のバイトの女の子(フリーター)を入社させてくれた某ゼネコンの部長さんだったからなんです。食が細そうな人だったんですが、「たこわさ」が大好物で、飲み会の予約もしょっ中してくれてました「ノミニュケーション」を大事にされる方だったんですね。部下にしっかり飲み食いさせながら話に耳を傾けている常連さん、尊敬する上司ですよね。まだ、26歳の僕を「マスター」って呼んでくれてたこと絶対に忘れません、まだペーペーだったのに。そんな思い出とともに、今日は僕がいただきます。

生のタコを使うと業務用っぽくなります(皮引きとか面倒なので刺身用でご容赦!)。今回は刺身用なので見栄えがちょっと違いますが、あの味ですよ!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事