「和食の日」って皆さんはご存知でしょうか? 一般社団法人・和食文化国民会議が、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食・日本人の伝統的な食文化」を次世代へと保護・継承していくことの大切さを改めて考える日として、11月24日を「和食の日」と制定しました。ちなみに 日付は「いい(11)に(2)ほんしょ(4)く」(いい日本食)と読む語呂合わせからきているそうです。和食は世界的にも知名度が上がっていますが、肝心の私たちがそれをよく知らないでは諸外国の方々も困っちゃいますものね。今月はこの日を目掛けて色々考えてきましたが、日本人ならご飯、しかも四季折々の味覚をしっかり取り入れたものにしようといくつか厳選。しかし、自分に対してはまだ縛りがあります。「簡単で、美味しく、普段の食生活に馴染む」ことが「流離の台所」のポリシーですからそれを活かした「栗ご飯ときのこのかきたま汁」に決定です。ほんのり甘い栗ご飯と、きのこが香るふわふわのお吸い物、日本に生まれてよかったと思える2品で食卓を彩って参りましょう!
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栗ご飯ときのこのかきたま汁(2人前)
★栗ご飯:米1合、栗甘露煮6〜7粒、酒1/2、塩ひとつまみ、黒胡麻適量
1:栗はシロップを洗っておく。米は30粉浸漬しておく
2:先に酒と塩を加え、必要量の水で通常炊飯する
3:炊き上がり後すぐシャリ切りをし、10分ほど蒸らして完成
★きのこのかきたま汁:椎茸1個、えのき1/4pc、しめじ1/4pc、ごま油大1、卵1個、片栗粉小1、つゆ(水400ml、酒大1、醤油大1、顆粒和風だし小1、塩ひとつまみ、刻みネギ5g
1:フライパンで、食べ易い大きさにカットしたきのこをしんなりするまで炒める
2:鍋につゆを入れ加熱し、きのこ炒めを入れる
3:沸騰したら一旦火を止め、片栗粉を同量の水で溶き鍋に加えとろみをつける
4:再び中火で加熱し、溶き卵を入れ、かきたまを作る
5:器に盛り付け、薬味ネギをトッピングし完成