雑貨とか覗くのが好きな僕なんでダイソーさんとかよくいくんですけど、寿司下駄まであるのはびっくりです。軽いし、作りも弱いんですけどいいですね。寿司飯用の型まで売ってるんで、気軽にお家で本格的なお寿司を用意できそうです。ところで、回らないお寿司屋さんで出てくる寿司の乗った木のいた、寿司下駄ってなんの意味があるんでしょう? もともと寿司はカウンターにバランなどの葉を置き、その上に直に置かれていました。手入れの効率や湿気対策として、客席の前に寿司下駄が置かれるようになったんだそうです。で、本来、材質はヒノキ。抗菌作用があり衛生的、寿司の保湿が目的です。なるほど、意味があるものだったんですね。僕もちょっとだけ握っていたんですけど、雰囲気がいいんですよね。温かみのある木の食器に置かれている鮮やかな寿司が食欲をそそるじゃないですか。でも、一番はシャリが冷えすぎないことです。陶器や磁器の器だと冷えるのが早くて、シャリが美味しくないです。「ネタは冷たく、シャリは人肌で」と教わったんですが、本当、そう思います。保湿もですけど保温もあるんですよね、寿司下駄は。ぶらぶらとAmazon眺めていたら、あるじゃないですか、「とびだせ! おすし」っていう商品が。新潟県燕市のプラスチック総合メーカー、株式会社曙産業さんの商品です。誕生したのは8年ほど前なんだそうですが、僕がおすすめしたい商品です。おすすめポイントは①型と器がセットになっていて合理的なこと。部品が型枠上下しかないので洗浄、保管も楽で紛失の心配も少ないです。②木製っぽい作りと適度な重さなこと。見た目はおもちゃみたいですが木目も立体的でしっかりした作りに好感が持てます。本体重量は計測すると327g、シャリとタネのせて総重量500g前後と考えますので、安定性もバッチリです。③お値段相応なこと。¥1000という初期投資をどう見るかなんですが、おもちゃである回る寿司セットの設置手間、片付け手間を考えると僕はこちらを推したい。お子様がいらっしゃる家庭なら食育の観点からこちらの方がおすすめです。突然、下駄の上にお寿司が現れるサプライズも楽しいですし、下駄の蘊蓄も聞かせてあげてください。衛生的に美味しく食べるためにお寿司は下駄に乗せるんだよって。プラスチック製ですのでヒノキほどの温かさはないですが、シャリも冷たくなりすぎませんし、シャリを乗せる部分がエンボス加工なので板にくっつきにくく、底もつぶれません。こんな一品が食文化に目を向けるきっかけになると思うし、楽しく食べるための知恵なんじゃないかと思います。株式会社曙産業様、素敵な商品(調理器具?)をありがとうございました!

枠に酢飯を詰めて、ネタを乗せ、ポンと押し出すだけ! 嫉妬する出来栄えです(汗)
後はネタをのせて、ポンで上記の写真の出来栄えです。片付けも楽チンです。

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