さ、さ、次行きましょ次! 今回は魚介系の鍋の雄「牡蠣鍋」を「玉露園 しいたけ茶」で作っていきます!
「え、鰹や昆布じゃないの?」
甘い、あなたは甘い! 実は椎茸は鍋の出汁として使うと、スープが一段と美味しくなります。野菜や魚介類の風味が引き立つんです。ほら、鍋って椎茸が具材でよく添えられていませんか? 椎茸の旨みって溢れ出る「グアニル酸」によるものなんですが、以前も書いたように「椎茸が苦手」っていう人がいるんです。鍋物はとにかくいろいろな具材を入れるので美味しくなって当然なんですが「きのこ主体の鍋」でもない限り、グアニル酸が足りないのは明白。まして、椎茸が入らないと肝心の「椎茸の旨み」が出ません。今回はあえて「椎茸に休んで」もらって、「椎茸の旨み、他の素材の旨みを引き出す鍋」を考えてみました。もちろん、椎茸食べられる人は、今回の鍋つゆプラスで加えてくださいな! バッチリ、美味しくなりますから。そんなわけで「玉露園さん、助けてください(汗/偉そうなこと言っといてそれかよ... )!」 「玉露園 しいたけ茶」をベースにおだしの味を調整して、具材を煮込み、スープを一口すると...
「な!」
「な!」じゃないよ。誰の力だと思ってるんだ、お前は。そんなツッコミを自分に入れながら、美味しい晩酌がスタートするわけです。まぁ、なんかズルしてるみたいに思うかもしれませんが、iketchは「椎茸の良さ、おいしさ」を知って欲しいんです。椎茸は生でも乾物でもその食感と旨みを武器に縦横無尽の活躍を見せる日本だし文化の柱の一つ、ベテランかつエースです。茶碗蒸しでも、煮物でも、スープでも、味噌汁でも、シチューでも炊き込みご飯でも... せっかく手軽に使えるように玉露園さんが作ってくれたんだから、遠慮なく使っていきましょうよ! そして、積極的に料理に使っていきましょう。ヘルシーで旨みたっぷりな、椎茸。今日は「牡蠣」が主役なんですけど、いぶし銀の俳優がちょっと喰っちゃてる感じですね。牡蠣は王道の活躍を見せますが、そこに存在しないはずの椎茸が「鍋」というストーリーを支えています。これが「THE 和食」。その場にいなくても、俺はそこにいるという美しい矛盾。感じてください、しいたけの旨みで味わう、牡蠣鍋。
提供:玉露園ファンコミュニティ
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