レシピ覗いていていつも思うことは2つ。「あっ、これは思いつかないなぁ」と「あっ、こういうやり方があるんだ!」です。前者はセンスや技量が必要なんで、今だと料理家の栗原はるみさんや、コウケンテツさんでしょうか? まさに技術とセンスの賜物です。他は伝統料理でしょうか。色々紹介してきましたが、青椒肉絲やがめ煮なんかがそれです。でも、多くの人ができることは「あっ、こういうやり方があるんだ!」を食卓に持ち込むことだと思うんです。僕なんかまさにそう。「こうしたら爽やかにならないか」とか「こうしたらクドくならないか」と料理ごとに当てはめて、レシピをいじっています。あとは、見栄えと食感。まず、「美味しそう!」と思えるアピアランス。彩りが鮮やかだったり、色のコントラストが(お皿も含めて)きれいであること。器なんて100均で十分です。特にダイソーさんの充実ぶりは目を見張ります。欲しいものほぼあります。バイヤーさんすごいです。使っていきましょう、1回で壊れるものじゃないし。次は、「楽しい!」と思える食感。プチプチしてる、カリッとしてる、サクッとしてる、パリッとしてる、これ大事です。同一のもを継続して口に運んでいるとどうしたって飽きてきます。変化があると食事は楽しい。発芽玄米のご飯をよく食べているんですが、ご飯のモチっとした食感に発芽玄米のプリッとした食感が混ざって楽しい。サラダは残り物食材でよく作るんですが、欠けている食感を探します。葉っぱものばかりならコーンを加えてみるとか、ぼんやりした味付けになりそうだったらあえてスライス仕立ての玉ねぎを使って辛味を足すとか... 味のメリハリが、食生活のマンネリを防ぐコツだと思っています。

ご飯のもっちり感、発芽玄米のプリッと感をしそふりかけの風味でまとめた「ゆかりおにぎり」。
単調なレタスのサラダにコーンとトマトの食感をプラス。切り立てのオニオンスライスで辛味をのせて、お好み焼き用えびで香ばしさプラス。もうこれでお店の味。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事