過去炭火焼きタイプの店舗も担当したことがあるんですが、やっぱり備長炭とかいいですね。遠火の強火、炭の香り... うちわパタパタ大変ですけど、串焼きとか、壺焼きとか、焼き魚とかお客様のお席に持って行った時の笑顔が違う。そりゃ、旨いに決まってる。じっくり焼いて、炭の香りをのせる。家では住居の問題や、設備の問題で上手くできないかもですけど、諦めてちゃいけない。海鮮ごとにやり方のコツがあるんですが、今回は以前「いかの塩辛」で紹介したスルメイカのゲソを一夜干しして、フライパンとトーチバーナーで仕上げます。実はたまにやるんですよね、このやり方で。刺身なんかに使うスルメイカだとどうしても水分が多くて、普通に焼くとべちゃっと生臭いゲソ焼きになってしまいます。そこで一仕事、塩を少しまぶしてベランダで1日日陰干しです。いい感じで水分が抜けてくれます。水や酒で塩を洗ってやってキッチンペーパーで拭き取り、焼いた後炙るだけです。あとは醤油でも、七味マヨネーズでもお好きなようにどうぞ。炭火レベルとはいきませんが、下手な居酒屋に負けないレベルにはなります。前回みたいに「塩辛」や「いか刺し」なんか作った後でできるので¥300で2品仕上がります、お得です。いってみましょう!

旬のすだちをキュッと絞ってどうぞ。元居酒屋店長の本気です!

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