新鮮なタネを衣で包んで揚げる... 素材の持つ食感や旨味、風味を美味しく味わえるものの代表選手といえば串カツや天ぷら。今日は「串カツ」をご紹介します。実は、串カツは人生初なんです。「えっ、嘘でしょ!」と言われるかもしれませんが、具材カット、くし打ち、衣つけからやるのは本当に初めて。もちろん、串揚げなんか数えられないくらいあげてますし、串うちは以前からのブログを見てわかるようにしょっちゅうやってますが、一から作ったことはなかったんです。串打ちしたら基本、焼いてしまいますので... おかげさまで、反省や改善点が発見できて作ってよかったと思います。チェーンの飲食やってると、フライものはほぼパン粉までついた状態の冷凍品です。トンカツ専門店のようなところはともかく、僕らのとこなんかだとフライものは冷凍が多かったですね。メリットはいくつかあるんですが1番は「サイズが同じ」ということ。同じものを探す手間や、揚げ時間の調整、盛り付けの手間が軽減されます。同じ商品を作るときにばらつきがありません。このメリットが今回そのままデメリットになりました。似た大きさのものを組み合わせたり、似た厚さの食材を串うちしたり、全部が同じような形ならさほど気になりませんが、違うとバッター液につけても均一に衣ベースがつきません(衣が剥がれる原因です)。盛り付けも同様、考えないと食べにくい上にカッコ悪いです。写真どうでしょうか? 色々勉強になりました。後、関東だと具材を交互に肉、玉ねぎ、肉、のように串打ちしますが、関西だと玉ねぎは玉ねぎだけ、肉は肉だけが多いです。東海だとどて煮の味噌につけて食べたりします。僕は自然に関東スタイルになっていたので、串カツを見たのも食べたのも関東に出てからなんだなとわかって興味深く感じました。とはいえ、カリッと揚がった串カツで、冷たいビール... う〜ん、ちょっと、今回は微妙だな...

反省はいっぱい。うずらや、ピーマンは衣が落ちやすいので下粉→バッター液→パン粉の順番でやったほうがいいかもです。今回は下粉なしでした。次回、検証します。
タネも写真の2/3サイズくらいがいいかな。女性や子供だと食べにくいです。

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