はっきり言うと、過去iketchも12月は外食や中食、食べないが多々あったんです。偉そうなこと言っていてもやはり翌日の仕事を考えるとささっと済ませて、備えたいってのがありました。でも、歳をとったんでしょうかね。一品でいいからちゃんと自分で調理して、いい酒を飲んで今日をリセットし、明日を迎えたいに気持ちがシフトしたんです。[時短料理月間]と言ったって自己満足のためにやってるわけじゃありません。この記事をみてくれた方の日常にほんの少しでもお手伝いができたら、の思いだけなんです。だったらiketchは元気でいなきゃいけない。みてくれてる人に心配かけちゃいけない(忙しいんでしょ店長、無理しないでねなんて言われちゃいますから...)、自分が望むこともしっかりやった上で、人に喜んでもらわなきゃいけません。だから、いいものを美味しく食べたい。言い訳がましいんですけど、時間をかけて作る料理も大好きです。穴子の下処理をして、煮汁で煮込んで、味染みさせて... 1時間かかりますよ、実際。軽くいっぱいやりながら今回も作りました。いいじゃないですか、ほろ酔い加減で作る肴。明日もお店は予約がいっぱいです。緊張の連続です。ヘマできない、でも、動かなきゃ何も始まらない。覚悟を支える料理は、仮に明日自分がくたばったとしても後悔のない美味いものであってほしい。そんな思いを込めながら、穴子に煮汁をかけながら、アートブレイキーのjazzに酔いしれながら... 煮穴子を見つめているiketchでした。

お店でも出しているんですけど、先輩、僕の解釈はこんな感じです。甘いって言わないでくださいよ!
甘めの煮穴子を肴に、辛口の酒「帝松」を頂く、悦楽。仕事とは違うアプローチです!

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