美味しいと言われているレシピで作っても、いまいちに仕上がってしまう「鶏の唐揚げ」。長い事僕も調理してきた立場なので、はっきりいうと「熱源」です。業務用フライヤーというのは、かなり強力でして、調理済みの冷凍唐揚げ1kgくらい入れても175°以上の温度を保ちます。高温かつ短時間でカラりと揚げる、だからサクサクして美味しい。家庭用の電磁フライヤーって使った事ないのでどんなものかわかりかねますが(後、圧力釜とか)、普通にプロパンや都市ガスを使用して、フライパンなどで揚げるのが一般的なのではないかと推測します。IHとかだったら、もう少しコントロールが楽なんでしょうか? いずれにしても少ない量の油に対して、入れる物量が多ければ温度は下がりやすいですし、元の温度に復帰するのも時間がかかります。だから衣が剥がれたり、出来上がりがべちゃっとするんですね。そこで、下粉コーティングして冷凍した状態の唐揚げを、温める前の油に入れて火を通していけば温度が下がることはないのでは? と考えました。ネットなど調べるとあるんですよね、その調理法。やってみました。手順は、モモ肉→もみだれに漬け込む→粉をまぶす→冷凍する→冷たい状態の油から揚げる→色よく揚げたら油切りする、です。ちなみにもみだれに漬け込む→粉をまぶすという行程は、日清唐揚げ粉を使うことで1手間(調理時間約30分カット)減らせます。今回はもみだれを使うパターンで調理しました。サクサクです、いってみましょう!

専用機材を使えばもっと楽かもしれないけど、フライパンでもここまでいけます!

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