表題の通り、お待たせいたしました。居酒屋の〆料理でお馴染みの「梅しらす焼き飯/チャーハン」の登場です!

「え? iketch、それ以前もやってなかったっけ!?」
そうなんです、やっています。
「ネタ切れ?」
「ご冗談を... 」
余裕のある方は食べ比べて欲しいくらいなんですが、別物ですよ。前回「梅としらすの焼き飯(炒飯ではなくて)を作る」は隠し味がカツオベースだったわけです。今回は昆布と魚介ベースになってます。それで、
「こんなに表情が変わるのか!?」
と僕自身驚きでした(笑)。あれはあれで玉露園さんに負けない自信があるけど、断然こっちじゃないか(泣)というのが個人的感想です。そう思う点が2点あります。まず、お手軽さ。複数の調味料を揃えて調整しながら... っていうのがない。これ、継続して作る上でとても大切なことです。また、すぐ作れるという安心感です。

もう一つは鰹梅のコンビとは違う昆布梅の風味かな。実際、鮨飯作る時とか昆布使うじゃないですか? 昆布と白飯の相性って「うどん、そば」をやってきた自分から言うのは申し訳ないんですが、白飯の方が自然です。鰹と白飯だと鰹が白飯をリードする感じで、力強い旨みに引っ張られた白飯が活躍するという「強い武器で戦う主人公感」が出ます。アーサー王伝説の聖剣エクスカリバーみたい。一方、昆布と白飯だと昆布が白飯に寄り添う形で、主人公を引き立てるいわば「白飯にふさわしい装備で戦う主人公感」が出せます。聖闘士星矢のペガサスクロスみたいです。その時の主人公に寄り添い、かつそれなりに成長もする、みたいな。伝わるかな、この表現で。
鰹がいけないんじゃないですよ。昆布が奥ゆかしくアシストするって言いたいんです(頼む伝わってくれ)。だから、出来あがった焼き飯の表情が違います。勝負のメイクでグイグイ誘ってくる女性と、何気ないメイクでずっとナチュラルに寄り添ってくる女性くらいの違いです。中の女性は同じです。女の方にはわからないかもですが、男って女性のその両面に惹かれます、グッとくるんです。
「前回のと並べると、食べさせたい人の情緒に合わせてコントロールできるってことか。同じものなのに」
思わず、腕組みをしたiketchです。いつも食べるものがこんなふうにして表情を変えていく。そんな驚きと感動を「玉露園減塩梅こんぶ茶」で確かめてみてください。「料理を作る」と言う行為が義務や惰性ではなくなるはずです。

お酒の〆にはたまらない一品になりましたが、普段焼き飯のバリエでマンネリを感じている方にも自信を持って勧められるレシピになりました(例によって実力ではありませんが... )。爽やかな一品で食欲の秋に向けて「食欲」取り戻していきましょうね。ではまた!
提供:玉露園ファンコミュニティ
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