さて、今回は調理ではなくスーパーのフライものや天ぷらを美味しく復活させる裏技を公開します。もちろん、本来は自前で作るか、デリカでできたてを買ってくるのが正解です。でも、完成品の揚げ物は使い勝手がいいですよね? いってみましょうか。
早速ですがお惣菜をサクサクに温め直すには、「オーブントースター」と「電子レンジ」を使います。

まずはお惣菜を耐熱皿にのせ、ラップをせずに600Wの電子レンジで約1分温めます。つづいてオーブントースターで温めるんですが、ここでポイントになるのが「アルミホイル」を使用すること。一度クシャッと丸めてシワをつけたアルミホイルに揚げ物をのせ、オーブントースターで表と裏を約1分ずつ温めます。



温めたあとのささみチーズフライはこのようになりました。お箸で持ってみると、衣のかたさが全然違います!電子レンジのみで温めたものはしなっとしていて、衣がふやけて白っぽくなっている部分もありますが、オーブントースターで温めたものは衣がカリッとしていて、実際に食べるとサクサクです。ウェブサイト「クラシル」さんのフライものを美味しく食べる方法から知恵を拝借したんですが、これは同意見。
調理工程において「熱が入る」のと「食感が変化する」というのは別物なんですよね。本来は熱が入ることによって熱くなるのはもちろん、香りが出たり、香ばしくなったり、食感がクリスピーになったりするわけです。しかし、一度完成したものはただ温める、冷やすという工程だけでは温冷の変化だけで食味の変化まではおぼつかないということ。面倒ですが、この2工程を行うことで「ほぼ」美味しいフライものを取り戻せます。

最近は暑い日が続きますので「熱々のフライ」という選択肢が出てこないと思いますが知っておいて損はありませんよ。でも、iketchとしては一から手作りして欲しいかな〜 唐揚げやコロッケなど別の揚げ物にも応用が効きます。試してみてくださいね、ではまた!